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6月8日は「学校の安全確保・安全管理の日」 『がっこうぐらし』を読もう!【きょうのマンガ】

2017/06/08


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

6月8日は学校の安全確保・安全管理の日。本日読むべきマンガは……。


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『がっこうぐらし!』 第1巻
海法紀光(ニトロプラス)(作) 千葉サドル(画) 芳文社 ¥590+税


本日6月8日は、「学校の安全確保・安全管理の日」だ。
この日は、2001年に起きた大阪教育大附属池田小学校での殺傷事件を教訓に、学校の安全管理を見直し、児童などの安全を確保するという目的で制定されている。2000年代初頭、上述の事件を始めとする学校侵入事件が相次ぎ、各校ではさすまたや監視カメラの導入など、防犯器具の普及が加速されたのも、記憶に新しい。

今回は、そんな学校の防犯設備を活かしたマンガ『がっこうぐらし!』を紹介する。
ゾンビがあふれた世界で、正気と狂気の境目を行き来しながら、世界が変わる前の日常を維持しようとする丈槍由紀ら「学園生活部」のドラマが描かれている本作。
彼女らなりの「がっこうぐらし」のために繰り広げられるガチなサバイバルぶりは、ほのぼの日常作品と思って手に取った多くの読者の反響を呼んだ。

そのガチぶりを象徴するのが、単行本第1巻から第5巻にかけて描かれる、由紀たちの母校・巡ヶ丘学院高等学校での日々だ。
電気も止まったなかで求められる校内のライフライン管理から、校内放送や防犯ブザーといった、学生ならではのツールを用いたゾンビ対策などなど、終末世界での生活事情が紹介されていく。

人はだれしも、ゾンビが出現した世界に自分が放り出されたら……と妄想するものだが、本作のリアリティあふれる日常描写の数々は、「俺もこうしようと思っていた!」「そう来たか!」の連続で、読者を飽きさせることがない。
とある事情から巡ヶ丘学院高等学校の設備がやたら整っていることを差し引いても、ゾンビ対策の参考になるシーンばかりだ。

現在物語は大学編を終えたところだが、最後までこのサバイバル観を崩さず、ゾンビ・アポカリプスを描ききってくれることに期待したい。



<文・山田幸彦>
91年生、富野由悠季と映画と暴力的な洋ゲーをこよなく愛するライター。怪獣からガンダムまで、節操なく書かせていただいております。
Twitter:@gakuton

単行本情報

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