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7月23日は「ダニエル・ラドクリフ(俳優)の誕生日」 『姫ちゃんのリボン』を読もう!【きょうのマンガ】

2017/07/23


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

7月23日はダニエル・ラドクリフの誕生日。本日読むべきマンガは……。


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『集英社文庫 姫ちゃんのリボン』 第1巻
水沢めぐみ 集英社 ¥640+税


本日7月23日は、ダニエル・ラドクリフの誕生日である。
ダニエル・ラドクリフといえば、みんな大好き『ハリー・ポッター』
だから、ぜひとも魔法もののマンガを読んでほしいのである!

少女マンガ×魔法に名作多し。
『魔法使いサリー』しかり、『ひみつのアッコちゃん』しかり、『シュガシュガルーン』しかり。
そんななかで、今日は『姫ちゃんのリボン』をご紹介。90年代、りぼん黄金時代を支えた大ヒットマンガである。

主人公の姫子は、おてんばで元気いっぱいの中学1年生。
ある日、魔法の国から現れたお姫さまからリボンを貸してもらうことに。
なんとこのリボンを身につけていれば、なりたい人に変身できるのだ。
魔法の呪文は「パラレル パラレル……」☆ 身のまわりで起きる事件を魔法で解決していく姫ちゃんの姿に、ワクワクが止まらない!

演劇部の先輩への初恋や、ちょっぴりやんちゃな同級生への健やかな恋に胸をときめかせる姫ちゃんはかわいい。
きっとこれまでたくさんの女の子が、姫ちゃんと自分とを重ねあわせ、マンガを読みながら、いっしょに成長してきたんだろうなと思う。

一番大事な場面では魔法に頼らず、自分の力で頑張ってみる。
そういうことがきちんと描かれているところにも、「魔法少女もの」とひと口にまとめてしまうのはもったいない、『姫ちゃんのリボン』の魅力を感じるのである。

大人が読んでも、もちろんおもしろい。
だけど、これからもずっと、子どもたちに読み継がれるといいな、と思う作品。
込由野しほによるリメイク作品『姫ちゃんのリボン カラフル』とあわせて、要チェック!



<文・片山幸子>
編集者。福岡県生まれ。マンガは、読むのも、記事を書くのも、とっても楽しいです。

単行本情報

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