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8月23日は「ディック・ブルーナ(絵本作家)の誕生日」 『うさぎドロップ』を読もう! 【きょうのマンガ】

2017/08/23


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

8月23日はディック・ブルーナの誕生日。本日読むべきマンガは……。


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『新装版 うさぎドロップ』 第1巻
宇仁田ゆみ 祥伝社 ¥680+税


そろそろ秋の声が近づいている。
本日8月23日は、絵本「うさこちゃん(ミッフィーちゃん)」シリーズの著者、ディック・ブルーナの誕生日である。

マンガで“うさぎ”といえば、やっぱり外せないのが『うさぎドロップ』。アニメ化や映画化もされた大ヒット作だ。

物語は、三十路の独身サラリーマン、大吉が、すでに他界した祖父の隠し子・りん(6歳)と、ひょんなきっかけでともに暮らすところから始まる。

全体には、りんと大吉の交流にほっこりするようなストーリーであるのだが、ところどころに、大人の孤独と子どもの孤独とが、絶妙なさじ加減で表現されている。

じつの母はゆくえ知れずなうえ、父親は他界。まだ6歳ながら、りんは波乱万丈な身の上だ。
大吉は平凡なサラリーマンだが、りんを育てると決心したことがきっかけで、身のまわりの人たちのいろんな側面を知るようになる。

りんの仕草や表情には、どこか大人びた影を感じる。だからこそ、大吉にべったりくっついて離れようとしない時や、あやとりに興じる時の無邪気な表情に、心底ホッとする。

子育てって何だろう。子どもと大人の違いってなんだろう。家族ってなんだろう。幸せってなんだろう。

ページをめくりながら、そういうことを、考えるともなく考えてしまう。
『うさぎドロップ』には、だれの人生にも通じる、哀しみと喜びが詰まっている。
じっくりとマンガを読みたい時に、ぜひ。



<文・片山幸子>
編集者。福岡県生まれ。マンガは、読むのも、記事を書くのも、とっても楽しいです。

単行本情報

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