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『ニンジャスレイヤー』第5巻 ブラッドレー・ボンド/フィリップ・N・モーゼス(作)田畑由秋(脚)余湖裕輝(画)本兌有/杉ライカ(訳・監)わらいなく/余湖裕輝(キャラクターデザイン)【日刊マンガガイド】

2015/08/03


NinjaSlayersTanuki_s05

『ニンジャスレイヤー』第5巻
ブラッドレー・ボンド/フィリップ・N・モーゼス(作)田畑由秋(脚)余湖裕輝(画)
本兌有/杉ライカ(訳・監)わらいなく/余湖裕輝(キャラクターデザイン)
KADOKAWA ¥580+税
(2015年7月10日発売)


マンガから『ニンジャスレイヤー』に入った人は、4巻や5巻に驚いているかもしれない。なぜなら、「前回のあらすじ」が「前回のあらすじ」ではないからだ。
各巻で描かれる事象の時系列がバラバラで、突然「前回のあらすじ」といって、まったく知らないところから物語がスタートするのは原作のお家芸。そこは各自「状況判断」で乗り切ってほしい。

すべてのニンジャを殺すべく、復讐に燃える男・ニンジャスレイヤー。
師匠のドラゴン・ゲンドーソーが侵されたニンジャウイルスの特効薬を求めるべく、ヨロシサン製薬の第1プラントに潜りこむことになった。

今回の『ニンジャスレイヤー』はタッグ戦。
まず電脳世界・IRC空間に忍びこむのは、ヤバイ級ハッカーのナンシー・リー。そのバストは豊満であった。
コトダマ・イメージ(電脳世界に作られるバーチャルイメージのようなもの)に現れる無数のコトダマニンジャ・ダイダロスを、身体に直接つないだLANケーブルを駆使して、高速で倒していく。

物理的にプラントへと侵入するのは、ニンジャスレイヤーの仕事。
ハッキング中は無防備となるナンシー・リーの身体を守りながら、奥へと進む。
4本腕のノトーリアスや、元軍人でヨロシサン製薬のバイオニンジャ研究所員のフォレスト・サワタリといったニンジャに立ち向かい、バトルを繰り広げる。

ニンジャの、人間の限界をはるかに越えたバトルをどう再現するかが、このマンガのテーマでもある。
たとえばサワタリとの戦い。サワタリが投げた刀をニンジャスレイヤーがつかみ、投擲、前進。サワタリ投げる、ニンジャスレイヤーつかむ、投擲、前進。「イヤーッ!」「サイゴン!」「イヤーッ!」「サイゴン!」
文章だけではイメージしづらいこれを、絵として表現し、かつ超人だったらできるのかもと思わせるのだからマンガっておもしろい。

『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』のいろんな意味で衝撃的な映像と一緒に楽しみましょう。

そしてナンシー・リーの胸は豊満であった。



<文・たまごまご>
ライター。女の子が殴りあったり愛しあったり殺しあったりくつろいだりするマンガを集め続けています。
「たまごまごごはん」

単行本情報

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