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12月12日はモナ・リザが発見された日 『地獄先生ぬ~べ~』を読もう! 【きょうのマンガ】

2015/12/12


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

12月12日はモナ・リザが発見された日。本日読むべきマンガは……。


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『地獄先生ぬ~べ~』第5巻
真倉翔(作) 岡野剛(画) 集英社 ¥390+税


1913年12月12日、イタリア・フィレンツェで1枚の絵画が発見された。
1911年にフランス・ルーヴル美術館から盗まれて行方不明になっていた『モナ・リザ』である。

盗難事件の犯人ビンセンツォ・ペルージャがウフィツィ美術館に売却を持ちかけたところ御用となり、レオナルド・ダ・ヴィンチによる世紀の名画は再び日の目を見ることになった。
きょう12月12日は、いわば「モナ・リザ再発見の日」である。

90年代の妖怪ブームを牽引した『地獄先生ぬ~べ~』(真倉翔・作、岡野剛・画)には、この名画『モナ・リザ』が思わぬ形で登場する。

童守小学校の図工室に飾られた『モナ・リザ』の複製画から「人食いモナリザ」が抜け出してきて、夜な夜な飼育小屋のウサギを食い殺すというのだ(5巻「人食いモナリザの謎の巻」)。
「謎多き美女」と謳われたモナ・リザも、まさか日本で怪談の類になるとは夢にも思っていなかっただろう。

この複製画には、たしかに画霊が潜んではいたが、ぬ~べ~によると「まだ生きてる物は食えない」ので、ウサギ殺しには別の犯人がいたというストーリーである。
絵から抜け出てくる「人食いモナリザ」は、まるで吸血鬼のように犬歯がとがっており、広と郷子を追いかけてくるシーンはトラウマものの迫力だ。

ぬ~べ~から食事を与えられた「人食いモナリザ」は、ずいぶんと雑に絵のなかに戻るので、左右が逆になったり、上下逆さまになったりする。
まるで古典落語「応挙の幽霊」のようだが、「生きてる物は食えない」というぬ~べ~の説明がくつがえされるような、“バリバリ最強ナンバーワン”なホラー展開が待っているので、心して読むように!



<文・加山竜司>
『このマンガがすごい!』本誌や当サイトでの漫画家インタビュー(オトコ編)を担当しています。
Twitter:@1976Kayama

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