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2月5日はプロ野球の日 『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』を読もう! 【きょうのマンガ】

2016/02/05


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

2月5日はプロ野球の日。本日読むべきマンガは……。


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『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』第1巻
こせきこうじ 集英社 ¥552+税


2月5日は、1936年に全日本職業野球連盟が結成されたことに由来して「プロ野球の日」とされている。
また、2と5と語呂合わせから「ふたごの日」でもある。

この両方の記念日にふさわしいマンガといえば、こせきこうじ『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』である。 前作『県立海空高校野球部員山下たろーくん』に続く野球マンガで、前作とは異なり、プロ野球を舞台にした作品だ。

セントラル・リーグに所属するお荷物球団・アストロズに入団した山田太一と山田泰二は双子の兄弟。
しかし、弟は甲子園優勝投手として鳴りもの入りで入団したスーパールーキーであるのに対し、兄は入団テストにどうにか受かったものの、契約金はわずか10万円というミソッカス扱い。この愚兄賢弟の双子が大活躍し、お荷物球団でミラクルを起こす。

また、「週刊少年ジャンプ」連載作品としては珍しく、実在のプロ野球団や選手が実名で登場するのも特徴だ。
森祇晶監督時代の西武ライオンズや、野村克也監督時代のヤクルトスワローズといった90年代前半を代表するレジェンドチームや、野茂英雄や松井秀喜などのちにメジャーリーグで活躍する選手たちも作中に出てくる。

現実の世界では、双子でプロ野球になった例は、日本ではまだ2組しかない。
1963~64年に中日に在籍した上崎兄弟と、2011年の川口寛人(巨人)・隼人(楽天)兄弟のみ。

外見的には似ても似つかない山田兄弟がどのようなミラクルを起こしたのか。
物語を楽しみつつも、当時のプロ野球事情を垣間見られるところがうれしい。



<文・加山竜司>
『このマンガがすごい!』本誌や当サイトでの漫画家インタビュー(オトコ編)を担当しています。
Twitter:@1976Kayama

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