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3月4日は三姉妹の日 『キャッツ・アイ』を読もう! 【きょうのマンガ】

2016/03/04


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

3月4日は三姉妹の日。本日読むべきマンガは……。


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『キャッツ・アイ COMPLETE EDITION』第1巻
北条司 徳間書店 ¥952+税


世の中にはいろいろな研究所があるもので、「三姉妹総合研究所」なんてものまであるのですな。
日本で唯一の三姉妹研究家・優慧太(すぐる・けいた)氏が「きょうだいの理想像」と言い切る三姉妹の研究・情報収集をしているとのこと。くわしくはサイトを見ていただくとして、この「三姉妹総合研究所」が制定したのが3月4日=「三姉妹の日」である。

芸能界で活躍する3姉妹といえば、道端3姉妹(カレン、ジェシカ、アンジェリカ)が思い浮かぶ。3人が3人とも超美人のモデルなんて華やかにもほどがあるが、マンガの世界でも道端家に負けない華やかな三姉妹がいる。来生(きすぎ)三姉妹=ご存じ怪盗キャッツ・アイだ。

『キャッツ・アイ』は北条司が大学を卒業した直後の1981年に「週刊少年ジャンプ」でスタートした初連載作品。
第1話としてコミックスに収録された読み切りが好評を得たため、担当編集者だった堀江信彦(現・コアミックス代表取締役社長)が独断で編集会議にかけ、連載にゴーサインが出てしまう。
当時、福岡県に住んでいた北条は有無を言わさず上京させられ、そのままプロの連載漫画家生活に突入することに……。昭和のマンガ界ならではの、なんとも荒っぽいエピソードだ。

セクシーな長女の泪(るい)、勝ち気な正統派美人の瞳(ひとみ)、キュートな末っ子の愛(あい)という3タイプのヒロインは(3人の名前は「目」にちなんでいる)、またたく間に読者の心をつかみ、1983年にはテレビアニメ化。杏里が歌う主題歌『CAT'S EYE』は、オリコンシングルチャートで1位を獲得するなど、スマッシュヒットを記録した。

タイプの違う美人3姉妹というキャラクター設定はマルチメディア展開にも向いており、1988年にはピンク・レディーのMIE(泪)、早見優(瞳)、立花理佐(愛)でドラマ化。さらに1997年には藤原紀香(泪)、稲盛いずみ(瞳)、内田有紀(愛)でも映画化。
2012年にはBerryz工房×℃-uteの選抜メンバーで舞台化されている。

また、長くシリーズが続いているパチンコ・パチスロからも新たなファンを獲得しているほか、2010年から2014年にかけては、大学生になった愛を主役にしたリメイク作品『キャッツ・愛』が「月刊コミックゼノン」で連載された。スタートから35年もの月日が流れたが、キャッツ・アイは片時も忘れ去られることなく、各世代から愛され続けている。まさに国民的3姉妹だ。



<文・奈良崎コロスケ>
マンガと映画とギャンブルの3本立てライター。中野ブロードウェイの真横に在住し「まんだらけ」と「明屋書店」と「タコシェ」を書庫がわりにしている。著書に『ミミスマ―隣の会話に耳をすませば』(宝島社)『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』(絶賛公開中)のパンフレットに参加しております。

単行本情報

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