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『うどんの国の金色毛鞠』第7巻 篠丸のどか 【日刊マンガガイド】

2016/04/03


日々発売される膨大なマンガのなかから、「このマンガがすごい!WEB」が厳選したマンガ作品の新刊レビュー!

今回紹介するのは、『うどんの国の金色毛鞠』


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『うどんの国の金色毛鞠』第7巻
篠丸のどか 新潮社 ¥580+税
(2016年2月9日発売)


子どもの姿に化けたタヌキのポコの耳に、しっぽに、そして何よりもあったか素直なハートになごまされて、読めばだれでもほこほこになってしまうのが、この『うどんの国の金色毛鞠』。
豪華スタッフの手によるアニメ化も決定し、ますます人気が高まる本作もついに7巻目に突入。
さて今巻では、ポコにとうとう同年代の友だちが……!?

地元の香川に戻ってきて、仕事も軌道に乗り始めた主人公・俵宗太。
徐々に忙しさが増し、毎日ポコと接する時間を取ることさえ難しくなってくる。

保育所にあずけてみてはどうか――前巻で社長の学から提案され、宗太が連絡を取った保育所は、なんと狸大好き僧侶の俊亮の実家である寺が運営していた。
そんな不思議な縁もあり、まずは一度見学という話になるが、ポコは宗太と離れることを嫌がる。
それに保育所に入れば、間違いなくポコの正体がばれる確率は上がる。
さて、宗太はどうする……?

今巻のポイントは、やはりポコが新しい世界にデビューすることだろう。
初めての場所でも、ポコの優しさはどんどんしみわたっていく――まるで、おいしいうどんの出汁のように。
宗太にとっては少しだけ子離れということになるが、これが今後にどう影響するのか見ものだ。

さらに今巻では宗太の過去バナも披露され、そこで起きていた意外な事件や重要人物とのつながりも明かされる。
そして最後の最後に現れる新キャラがまたスゴイ。登場シーンから圧倒されるので、どうぞお覚悟を。

アニメ化の告知はまだ始まったばかりだが、コミックスに掲載されているアニメのビジュアルを見ると、その柔らかな色あい、自然の美しさ、キャラクターの雰囲気など、どれも原作の味を大事にした素敵な仕上がりだ。

話題沸騰となること間違いなしの本作品だが、まだ未読の方は、このあたりで一気読みなどはいかがだろうか。
ページを開くたびにじわりとにじみ出してくるあったかさにいやされるのと同時に、間違いなくうどんが食べたくなるので、ぜひ準備してからどうぞ。



<文・山王さくらこ>
ゲームシナリオなど女性向けのライティングやってます。思考回路は基本的に乙女系&スピ系。
相方と情報発信ブログ始めました。主にクラシックやバレエ担当。
ブログ「この青はきみの青」

単行本情報

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