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4月12日はソビエト連邦が人類初の有人宇宙飛行に成功した日 『ふたつのスピカ』を読もう! 【きょうのマンガ】

2016/04/12


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

4月12日はソビエト連邦が人類初の有人宇宙飛行に成功した日。本日読むべきマンガは……。


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『ふたつのスピカ』第1巻
柳沼行 KADOKAWA ¥514+税


1961年4月12日、ソビエト連邦がボストーク1号宇宙船の打ち上げに成功し、人類初の有人宇宙飛行をなしとげた。
搭乗した宇宙飛行士のユーリ・A・ガガーリンは、1時間48分の宇宙飛行で無重力空間を体験し「地球は青かった」という名言を残した。
これがもとで4月12日は世界宇宙飛行の日となった。

また、1981年4月12日にはスペースシャトル・コロンビア号の打ち上げも。
これが初めて打ち上げられたスペースシャトルだ。

コロンビア号は2003年の事故によって搭乗員7名の命が失われている。先のガガーリンもジェット機飛行訓練中の事故で34歳で亡くなっている。
宇宙開発の歴史は、関わる人々の命を懸けた積み重ねが道筋となり今に至り、そして未来につながっていく。

日本初の有人宇宙探査ロケット「獅子号」の墜落によって母を失った少女・アスミは、事故機のパイロットの幽霊「ライオンさん」と出会い、宇宙飛行士を目指すようになる。
彼女を主人公に描かれる『ふたつのスピカ』は、その道筋に立とうと奮闘する少年少女たちの物語だ。

宇宙学校の実技試験や訓練など臨場感たっぷりに、少年少女が乗り越え成長していく姿が繊細かつていねいに描かれており、たとえ斜にかまえて物語をながめる人であろうとも、このマンガを読めばどこかでうるっときてしまうはず。

リアルな訓練描写に、幽霊の「ライオンさん」という“すこしふしぎ”な要素が作品のトーンをより優しくしている。

はたして彼らは無事卒業し、宇宙飛行士になれるのか。宇宙開発という夢の道筋に立つことができるのか。
少年少女のきらめきを、このマンガで堪能できる。



<文・川俣綾加>
フリーライター、福岡出身。
デザイン・マンガ・アニメ関連の紙媒体・ウェブや、「マンガナイト」などで活動中。
著書に『ビジュアルとキャッチで魅せるPOPの見本帳』、写真集『小雪の怒ってなどいない!!』(岡田モフリシャス名義)。
ブログ「自分です。」

単行本情報

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