日々発売される膨大なマンガのなかから、「このマンガがすごい！WEB」が厳選したマンガ作品の新刊レビュー！

今回紹介するのは、『新生MMR 迫りくる人類滅亡3大危機!!』

『新生MMR 迫りくる人類滅亡3大危機!!』
石垣ゆうき 講談社 ￥460+税
（2016年3月17日発売）

世界の超常現象、ノストラダムスの大予言に隠された謎や陰謀を解明するための組織、MMRことマガジンミステリー調査班がまたまた帰ってきた！

世紀末を控えた90年代に長期連載された『MMRマガジンミステリー調査班』、『新世紀黙示録MMR Resurrection』に熱狂した方々はもちろん、初めて本作から読み始める方々ももちろん大丈夫。

リーダーのキバヤシはMMRが再始動するまでの間、世界各国の古代遺跡をめぐる旅をしていた。
帰国して間もない彼のもとにインドで出会った考古学者チャンドラから送られてきた小包のなかには、謎の石とヒンディー語で書かれたメッセージが。
チャンドラは何を伝えようとしているのか……MMRメンバーはさっそく叡智を集結して解析に挑む。そして、キバヤシが口にしたのは……人類は2020年に滅亡するという驚愕の内容だった。

さあ、みなさんもごいっしょに。せーの、「な…なんだって――!!!」。

新たなる“恐怖の大王”の存在、近い将来訪れるであろう“地球大凶変”、そして神の領域を侵す人間へのしっぺ返し……3つの危機に人類は立ち向かえるのか!?

巻末にはキバヤシの私生活が垣間見えるコメディ「キバヤシ隊長の華麗なる生活」を収録。
朝シャワーで1日を始める優雅なキバヤシ、エアギターをキメるキバヤシなど意外な素顔に出会えるのも楽しみだ。

＜文・粟生こずえ＞
雑食系編集者＆ライター。高円寺「円盤」にて読書推進トークイベント「四度の飯と本が好き」不定期開催中。
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