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『ぼくとぬえちゃんの百一鬼夜行』第1巻 大塚英志(作) 樹生ナト(画) 【日刊マンガガイド】

2016/06/16


日々発売される膨大なマンガのなかから、「このマンガがすごい!WEB」が厳選したマンガ作品の新刊レビュー!

今回紹介するのは、『ぼくとぬえちゃんの百一鬼夜行』

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『ぼくとぬえちゃんの百一鬼夜行』第1巻
大塚英志(作) 樹生ナト(画) KADOKAWA ¥580+税
(2016年5月20日発売)


東京ネコジャラ町に住む小学生たちにばらまかれたスマートフォンとそこにインストールされた「妖怪を呼ぶアプリ」。じつはそれをつくったのは、百鬼夜行に描かれたいにしえの妖怪たち。
彼らは新たに生み出された新妖怪を「アバター」とすることで、現代に復活しようとしていたのだ。
妖怪絵師・鳥山石燕の子孫、小学生の柳太(やなぎった)は、よみがえるいにしえの妖怪たちを封印する使命を受ける……。

多重人格探偵サイコ』を手がけるマンガ原作者として知られ、民俗学の著作も持つ大塚英志の新作は、現代ガジェットを介して新・旧の妖怪が交わる妖怪退治もの。
言わば、大塚英志と樹生ナト版の『妖怪ウォッチ』だ(あと魔法少女もあるよ)。

はるかな昔から語り継がれてきた妖怪伝承と、新たに生まれてくる妖怪たちが交差するところにどんな物語が生まれてくるか……できればなんとかアニメ化までこぎつけてほしい。
多重人格探偵サイコ』、『北神伝綺』、『黒鷺死体宅配便』……の大塚英志原作のニチアサアニメなんて、想像しただけで夢が広がるのである。



<文・前島賢>
82年生、SF、ライトノベルを中心に活動するライター。朝日新聞にて書評欄「エンタメ for around 20」を担当中。
Twitter:@maezimas

単行本情報

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