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6月29日は 甲子園阪神パーク(兵庫県)に「レオポン」3頭が誕生した日 『鉄牌のジャン』を読もう! 【きょうのマンガ】

2016/06/29


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

6月29日は 甲子園阪神パークにレオポン3頭が誕生した日。本日読むべきマンガは……。


tetsuhainoJAN_s01

『鉄牌のジャン!』第1巻
西条真二 竹書房 ¥650+税


1961年の本日、甲子園阪神パークにて3頭の「レオポン」が誕生した。

そもそもレオポンとはなんぞ? ということじたい、あまりピンときていない人も少なくはないかもしれない(まぁ、『ガールズ&パンツァー』には「レオポンさんチーム」が存在してたりはしますが……)ので、まずはそこから説明しておこう。

レオポンとは、ヒョウの父親とライオンの母親から誕生した、いわゆるネコ科の雑種。
自然界ではおおよそありえない“ハイブリッド生物”に、かつては夢見る人たちは多かったようで、世界で最初のレオポンが1910年にインドで誕生したほか、ドイツやイタリアでも誕生が確認されている。

そのなかでも甲子園阪神パークはレオポンに関して最大の成果を上げており、1959年に最初の2頭が誕生したのに加え、前述のとおり1961年には3頭が誕生。世界的な注目を集めることとなった。
5頭ものレオポンが誕生しただけでもすごいのだが、このような人工的に作られた交雑種の多くは短命に終わることが多いなか、3頭のうちの「ジョニー」は、なんと24年も生存。人間の年齢に換算すれば、おおよそ112歳に相当する長寿であった。

さて、現在ではレオポンのようなハイブリッドを創り出す試みは、生命倫理などの観点から行われてはいないのだが、マンガの世界で「異種ジャンルのかけあわせ」は、むしろ積極的と言えるだろう。
今日はレオポンにちなんで、そんなハイブリッドなジャンルのマンガを紹介しておきたい。

いくつかそれに該当する作品はあるわけですが……ここは「ヒョウとライオン」ぐらいコンテンツとしての強度があるジャンル同士のハイブリッドで、かつ現在進行中への期待を込めて、「麻雀マンガ」×「料理マンガ」の『鉄牌のジャン!』をピックアップしておこう。

表紙をひと目見ればおわかりかと思うが、本作品はあの最凶料理マンガ(※もちろん褒め言葉です!)『鉄鍋のジャン!』の麻雀バージョンである。
名前こそ微妙に違えど、基本的には「スターシステム」的なノリで次々とおなじみのキャラクターが登場。

もともと主人公のくせに非道な手段で勝利を収めるジャンのキャラクターは、麻雀マンガとも非常に相性がよかったりはするのだが、第1巻のラストエピソードあたりからは「料理」の“悪用”でも本領を発揮!
もっとも、現状は直接的に料理が麻雀の勝敗にからむエピソードはそれほど多くないのだが、ジャンが雀荘で料理を担当する描写が続いている以上、いずれは大きな意味を持ってくることでしょう。……たぶん!

今後の展開に期待しつつ、最後のレオポン「ジョニー」のごとく、長寿となることを祈っております!!



<文・大黒秀一>
主に「東映ヒーローMAX」などで特撮・エンタメ周辺記事を執筆中。過剰で過激な作風を好み、「大人の鑑賞に耐えうる」という言葉と観点を何よりも憎む。

単行本情報

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