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7月16日は「虹の日」 『なないろ革命』を読もう! 【きょうのマンガ】

2016/07/16


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

7月16日は虹の日。本日読むべきマンガは……。


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『なないろ革命』 第1巻
柚原瑞香 集英社 ¥400+税


夏休み目前の7月16日、今日は虹の日だ。
「人と人、人と自然などが七色の虹のように結びつく日に」という願いをこめて、デザイナーの山内康弘氏が制定したらしい。

虹の日に読むのにピッタリなマンガはずばり、『なないろ革命』。

おめめキラキラのヒロインに、さりげなくいいとこどりする王子キャラは、まさに王道少女マンガの系譜!
しかし、絵柄のかわいさに反して、ストーリーはなかなかヘビーなんだな。

主人公の奈菜は、中学1年生のちょっと内気な女の子。だが、奈菜の親友・ゆゆは人目を引く美少女で、中学入学早々クラスの人気者に。
このゆゆちゃん、なかなかの曲者。名づけて「何でもオソロイ女」! 筆箱も、好きなキャラクターも、髪型も「ねー奈菜ちゃんお願いっ」でオソロイに。
奈菜がちょっとでも嫌がるそぶりを見せると「ゆゆの好きなものなら 絶対『うん』っていってくれるでしょ?」と天使の笑顔でニーッコリ。奈菜が絶対に逆らえないことをわかっているのだ。

奈菜の前では悪意を小出しにしても、人目があるところでは「良い子のゆゆ」を完璧に演じて、さりげなく奈菜の株を落とす狡猾さも含めて、『ピーチガール』のさえちゃんを彷彿とさせる。
女ならたぶん「いるいる、こういう子~」とピン★と来ちゃう、お手本のようなキャラクターだ。
みんなー、ここに確信犯がいるよー!

しかし、ヒロインの奈菜ちゃんは、ゆゆの「なんでもオソロイ攻撃」に対して「そうはいかないぞ!」と奮起。たとえひとりぼっちになろうとも、自分らしくいようと決めたのだ。
中学1年生の女の子にとって、この決断はめちゃくちゃ重い。

だからといって、ゆゆが黙って引き下がるわけもなく……。やがてクラスじゅうを巻きこんで、奈菜の居場所を奪おうとするゆゆ。
さぁ、奈菜の運命やいかに?

ああ、もう、「女の友情」って難しいですな。
思春期は仲よくすること自体がハードルなのに、大人になると女友だちとばっかり仲よくしすぎて別の問題が生じてしまうことがある。つまり、『東京タラレバ娘』読んで身につまされすぎてダメージ受けるわけですよ。
う~ん、こんがらがりますな!

夏の始めに『なないろ革命』を読みつつ、女の友情問題について考えてみるのもいいかもしれない。
男性は、「女っていろいろ大変なんだな~」と思ってくれたら◎。



<文・片山幸子>
編集者。福岡県生まれ。マンガは、読むのも、記事を書くのも、とっても楽しいです。

単行本情報

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