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『アンゴルモア 元寇合戦記』 第6巻 たかぎ七彦 【日刊マンガガイド】

2016/09/29


日々発売される膨大なマンガのなかから、「このマンガがすごい!WEB」が厳選したマンガ作品の新刊レビュー!

今回紹介するのは、『アンゴルモア 元寇合戦記』


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『アンゴルモア 元寇合戦記』 第6巻
たかぎ七彦 KADOKAWA ¥580+税
(2016年8月26日発売)


鎌倉期の日本に襲いかかったモンゴル帝国は、前身拠点を築くため対馬へ攻めいる……。
元寇の前哨戦、対馬での戦いを描いた『アンゴルモア 元寇合戦記』が、いよいよ佳境へと向かう第6巻に突入する。

安徳天皇からの親書で防人(さきもり)の末裔「刀伊祓(といばらい)」に受けいれられた輝日姫(てるひひめ)率いる対馬軍は、ともに金田城(かなたのき)に籠もる。その城はさかのぼること600年前、大和朝廷によって唐への備えとして築城された古代山城で、山岳地帯を堅牢な石垣で囲んでいた。

だが主人公・朽井迅三朗(くちい・じんざぶろう)には危機としか感じられない。
城の規模が大きすぎ、長大な石垣を守るにはあまりにも人数が少ないからだ。

さらに危機は増大する。
追いつめられた対馬軍から、蒙古軍への裏切りを画策する者まで現れ始めた。
それは戦いの常なのだろう。その情報を利用して押しよせる蒙古軍。
金田城の攻防は、あらゆる不利な状況のなか始まろうとしていた。

今回の見どころは、なんといっても古代山城での攻城戦が、こと細かく描ききられているところ。
攻め手と守り手の探りあいや、当時の兵器を巧みに利用した戦法に、心おどる人は多いはず。
これまでも巧みな戦術で蒙古軍を退けてきた朽井迅三郎は、絶体絶命な状況をいかにして覆すのか!? ページをめくるごとに、わくわく感が止まらないことうけあいの1冊だ。



<文・沼田理(東京03製作)>
マンガにアニメ、ゲームやミリタリー系などサブカルネタを中心に、趣味と実益を兼ねた業務を行う編集ライター。

単行本情報

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