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『地獄のガールフレンド』鳥飼茜インタビュー 描かれる絶妙な「リアル」。甘くなくて、しょっぱくても、それもオンナの人生だ。

2016/04/23


人気漫画家のみなさんに“あの”マンガの製作秘話や、デビュー秘話などをインタビューする「このマンガがすごい!WEB」の大人気コーナー。

今回お話をうかがったのは、鳥飼茜先生!

『このマンガがすごい!2016』オンナ編にランクインした『地獄のガールフレンド』をはじめ、『おんなのいえ』『先生の白い嘘』など、女性読者のハートをがっちりつかむ作品を手がける鳥飼茜先生。
今回、鳥飼先生に直撃インタビューをし、『地獄のガールフレンド』制作の裏話やタイトルに秘められた想いなど、貴重なお話をうかがった!

『地獄のガールフレンド』鳥飼 茜インタビュー 
女子ってなんか、めんどくさい。でも女子ってなんか、にくめない!

後半は、注目されたシーンやセリフについてほか、鳥飼先生が考える「男の子」の姿・生き方についても語っていただいた!

著者:鳥飼茜

大阪府出身。2004年に「別冊少女フレンドDXジュリエット」(講談社)でデビュー。
その後、『わかってないのはわたしだけ』『ドラマチック』(ともに講談社、現在は絶版)『おはようおかえり』(講談社)を刊行。
現在は、「BE・LOVE」(講談社)にて「このマンガがすごい!2014」オンナ編にランクインした注目作『おんなのいえ』を、「モーニングtwo」(講談社)にて『先生の白い噓』を、さらに「フィール・ヤング」(祥伝社)にて『地獄のガールフレンド』を連載中。


『地獄のガールフレンド』は“塩おにぎり”なんです!

——2巻では恋愛面の動きが出てきましたね。

鳥飼 恋愛を描こうという気はあまりなかったんですが、そのときどきの気分で……。

——加南さんが9歳も年下の整体師・石原くんと両想いになるとは予想外でした!

鳥飼 じつはかつて、私もあったんです、若い整体師に触られにいくみたいなのが(笑)。私の場合、恋には発展してませんけど。

鳥飼先生の実体験!? たしかに年下の男子とのふれあいって……刺激的!

鳥飼先生の実体験!? たしかに年下の男子とのふれあいって……刺激的!

——1巻の時点では、石原くんとの話はもう終わりなんだろうなと思ってたのですが。

鳥飼 私もそう思ってたんですよ。

——えっ!? そのぶん、逆転ホームラン級にびっくりするし盛りあがりましたけど。

鳥飼 私もびっくりしました(笑)。でも、現実でもつきあうってそんなものじゃないですかね。出会いのひとつがどう転ぶかはわからない。そうなると思ってなかった人とつきあってたり。

——あっ、出ました、箴言(しんげん)! 「じごガー」は箴言の宝庫ですよね。各話のタイトルにもいつも唸らされます。

いつも胸に響く、じごガーのタイトル。この目次は2巻のもの。キャラクターたちだけでなく、目次でもオンナたちの本音がズバリ!

いつも胸に響く、じごガーのタイトル。この目次は2巻のもの。キャラクターたちだけでなく、目次でもオンナたちの本音がズバリ!

担当 このタイトル、鳥飼先生が考えてるんですよ。

——リアルに置き換えて考えて、納得しちゃうんですよね。

鳥飼 「リアルが描きたい」という気持ちはずっとあるんですが「じごガー」はさらにその傾向が強いかな。そのぶん地味だと思いますけど。

——ファンタジーではないぶん?

鳥飼 スイーツなマンガと並べてみると、「じごガー」は“おにぎり”だなあと思うんですよ。しかも具なしの塩味だけのおにぎり。スイーツの味に慣れてると、しょっぱく感じるかもしれないですけど……じつはこれくらいがプレーンな味だと思ってますよ(笑)。

——うわぁ、塩のおにぎりとは言いえて妙ですね!

鳥飼 っていう話をしたら、「じゃあ『先生の白い嘘』は何味なんですか?」、と聞かれたので「あれは石」って答えたんですよね。

担当 「おにぎりの形をしてる石なんで、かじってみたらガリッと歯が欠ける」って(笑)。

(一同爆笑)

もはや食べ物じゃない!? 減量中のボクサーが口にふくむ石のように、ハードなイメージの『白い嘘』。おにぎりの形にだまされてください♥

もはや食べ物じゃない!? 減量中のボクサーが口にふくむ石のように、ハードなイメージの『白い嘘』。おにぎりの形にだまされてください♥

——『おんなのいえ』は?

鳥飼 具が入ってるおにぎりかな……明太子とか。スイーツばっかり食べてると筋肉つかなくて体力もつかなくて、いざって時に恋愛できなくなっちゃうかもよ? 、と。 バランスよくいろんなものを食べるといいんじゃないかな(笑)。

なかの具のボリュームたっぷりな『おんなのいえ』。それぞれの作品の“色”を「おにぎり」で言い表す鳥飼先生、さすがです!

なかの具のボリュームたっぷりな『おんなのいえ』。それぞれの作品の“色”を「おにぎり」で言い表す鳥飼先生、さすがです!

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