このマンガがすごい!WEB

一覧へ戻る

【8月の「このマンガがすごい!」ランキング オトコ編】今月の第1位は、あの“悪魔的”中間管理職も思わず「ざわ・・ざわ・・」なスピンオフ!? 

2017/07/20


第7位(60ポイント)

『官能先生』 吉田基已

kannousensei_s01

『官能先生』
吉田基已 講談社

出版社で編集者をするかたわら、売れない作家として文芸小説を執筆していた鳴海六朗。
自由気ままな独身生活を満喫していた彼だが、祭りの夜にひとりの若い美女と出会い一目ぼれしてしまう。四十にして突然恋に落ちた己に動揺する彼だが、そんななか、ある出版社から「ポルノ小説を書かないか」という誘いを受けてしまい……。

『恋風』『夏の前日』の吉田基已の新作は、昭和のなか頃を舞台にした大人のラブストーリー。
謎多き美女・雪乃に魅せられ、口では「僕は清い恋がしたいよ…」といいつつも、ついつい彼女への淫猥な妄想を原稿用紙にぶつけてしまう六朗の姿はまさに官能先生。
その濃密な思いは果たして雪乃に届くのか。はたして2人の恋のゆく末は?

オススメボイス!

■『恋風』『夏の前日』などで艶かしい作風で知られている吉田基已先生の最新作、『官能先生』。エロスあふれる線によって描かれた、生々しい欲望と清々しい純愛が同居しているこの作品をぜひご堪能あれ(林子傑/海外翻訳者)
吉田基已先生の描くヒロインはいつもなんてかわいらしいのだ! 主人公の変態っぷりも最高です(芝原克也/日販ほんのひきだし編集部)
■『夏の前日』や『恋風』の吉田基已先生の新作。今作もなんてせつなく、モヤモヤしてしまうんだろうか……。ふぅ(福丸泰幸/喜久屋書店漫画館京都店 店長)
■『夏の前日』の吉田基已の最新作。官能的で濃厚でもどかしいこの世界観は吉田基已にしか描けないと思う(ぶち猫おかわり/ブログ「ぶち猫おかわり」管理人)


第8位(56ポイント)

『白暮のクロニクル』 ゆうきまさみ

byakubonochronicle_s11

『白暮のクロニクル』
ゆうきまさみ 小学館

不老不死の種族――「オキナガ」が存在する世界を舞台に、オキナガである88歳の老人(見た目は少年)の雪村魁と、厚生労働省の新米公務員・伏木あかりが、オキナガにまつわる様々な事件を解決していく、すこし不思議なミステリーがついに完結!

12年ごとに犯行を繰り返す猟奇殺人犯「羊殺し」を、大捕り物の末、ついに捕まえた雪村とあかり。これで解決かと思いきや、事件にはまだいくつかの謎が隠されていて……。
不老不死という設定ならではの時代を超えたストーリーに、作者が得意とするリアリティのある社会や生活の描写が組み合わさることによって、独自のミステリー世界を開拓してきた『白暮のクロニクル』。その最終巻ではこれまでに張られた伏線がいくつもあわさって、作品を締めくくるにふさわしい事件の真相が鮮やかに解き明かされていく。
ミステリーとしても当然一級品だが、不死者である雪村と普通の人間であるあかりとの関係性をしっかりと描いたラストシーンも最高でした!

オススメボイス!

■さすがはゆうきまさみ先生、読者にあっといわせる仕掛けを用意していました。大満足の最終巻です(早川博志/恭文堂コミッククラフト店 書店員)
■最終巻。犯人逮捕後のエピローグ的な1冊だが、まだはまっていないパズルのピースを丁寧にひとつずつ埋めていく手際と心地のよさに脱帽(加山竜司/フリーライター)
■ついに完結。前巻で決着したかに見えた羊殺しの真の真相が語られる。すべてが解決したあとに綴られる、2人の関係がせつなくて胸が苦しくなった(ぶち猫おかわり/ブログ「ぶち猫おかわり」管理人)


第9位(44ポイント)

『ど根性ガエルの娘』 大月悠祐子

dokonjougaerunomusume_s03

『ど根性ガエルの娘』
大月悠祐子 白泉社

アニメ化や実写化もされた名作『ド根性ガエル』で一世を風靡した漫画家・吉沢やすみ。
その実娘が父親との思い出や当時の出来事を描いた、「感動の一家再生物語」…………という触れこみで始まったはずなのだが、この巻で本作品がそんなベタな話に収まらないことが明かされていく。

これまでも父・やすみ氏のDVや失踪など壮絶なエピソードが描かれていた本作だが、この巻ではそれらのエピソードですら、オブラートに包んで読みやすくなるよう脚色されたことが判明。
さらに打ち合わせでの編集者とのすれ違いや、連載中にやすみ氏が病気で倒れたことなど、過去を回想するばかりではなく、現在進行中の出来事までもさらけ出される。
出版社を移籍してからの初の続巻は、読者や編集者の思惑を大きく超える衝撃必至の1冊だ。

オススメボイス!

まさに「これからがほんとうの地獄だ…!」とでもいうべき衝撃の第15話を遂に掲載。1巻から読み返すコト必至の大どんでん返し! あらためて深みを持つ、そのタイトルに隠された真意と、現在進行形の物語が辿りつく場所は……!?(竹村真志/三省堂書店神保町本店・コミック担当)
■話題の15話を収録した3巻。もう、そのあとのどの話を読んでも(前の話を読み返しても)ゾクっとする(山本浩平/まんだらけうめだ店コミックスタッフ)
■ノンフィクションをマンガ化するときの典型的な美談展開を自ら壊し、作家が本当に描きたかった物語を劇的な展開で見せつけた一種の問題作にして、良作! フィクションなのは、登場する美しい編集さんたちのみ(笑)(稀見理都/エロマンガ研究家)
■SNSでバズりまくった第15話収録。内容的にもさることながら、この一編を読んで以降、第1話から再読する際に初見時とは違った印象を読者に抱かせる構成力がすごい(加山竜司/フリーライター)


第9位(44ポイント)

『ハイポジ』 きらたかし

highposi_s01

『ハイポジ』
きらたかし 双葉社

会社からリストラされ、さらに妻に離婚を切り出された天野光彦、46歳。
ただでさえ人生のどん底なのに、数十年ぶりに行った風俗では火事に巻きこまれ、煙に巻かれ意識を失ってしまう――そして光彦が目を覚ますとそこは高校の教室で、鏡を覗けば映っているのは高校生の頃の自分だった!

『赤灯えれじい』『ケッチン』と冴えない若者の青春劇に定評のあるきらたかしの新作は、80年代を舞台にした青春グラフィティ。時は1986年、カセットテープや不良がたむろするゲーセンといった懐かしい文化が散りばめられた世界。まわりにいるのは当時想いを寄せていた小沢さつき、そして高校時代には話したこともなかった妻の幸子。中年男性の精神のまま高校生に戻った男は、後悔だらけの青春を覆せるのか!?

オススメボイス!

■きらたかしさんの描く昭和の空気感が違和感なさすぎて、読んでて昭和にタイムスリップしたように感じる(太田和成/TSUTAYA BOOK STORE 五反田店 コミック担当)
■40代半ばの香ばしいハゲオヤジが高校時代にタイムスリップするやりなおしモノ。バブル前夜とツッパリが織りなすどんよりとした風情。80年代当時の空気感が完璧に再現。アラフォー以上の男子は必読でしょう(奈良崎コロスケ/博奕・マンガ・映画の3本立てライター)


「このマンガがすごい!WEB」アンケートご協力者一覧

粟生こずえ(編集・ライター)【URL】/ アキミ(「ボーイズラブを読む!」管理人)【URL】/ 麻野昌三(「わんだ~らんど」なんば店 店長)【URL】/ 旭屋書店なんばCITY店 平田(「旭屋書店なんばCITY店」コミック担当)【URL】/ 後川永(オタク系よろずライター)【URL】/ 井口啓子(文化系ライター)【URL】/ いけさん(ブログ「いけさんフロムエル」管理人)【URL】/ 一ノ瀬謹和(ライター)/ いづき(ブログ「おとよめ」管理人)【URL】/ 稲垣高広(ブログ「藤子不二雄ファンはここにいる」管理人)【URL】/ 犬紳士(養蜂家)【URL】/ 犬山紙子(ライター)/ いのけん(麻雀マンガブログ管理人)【URL】/ 今村方哉(レコード会社勤務)/ 岩下朋世(相模女子大学講師)/ 卯月鮎(書評家・ゲームコラムニスト)【URL】/ 宇都宮崇史(フリー編集者)/ 梅本ゆうこ(ブログ「マンガ食堂」管理人)【URL】/ エロ上司(「とらのあな」商品課 バイヤー)【URL】/ 大黒秀一(エンタメ系ライター)/ 太田和成(「TSUTAYA BOOK STORE」五反田店 コミック担当)/ オオタシンイチ(カメラマン・編集)/ 大西祥平(マンガ評論家)/ 小田真琴(女子マンガ研究家)【URL】/ かーず(ニュースサイト「かーずSP」管理人)【URL】/ ガイガン山崎(暴力系エンタメ専門ライター)【URL】/ かとうちあき(「野宿野郎」編集長(仮))【URL】/ 門田克彦(門田克彦/よるのひるね 出版・古本カフェ的店舗)【URL】/ 紙屋高雪(ブログ「紙屋研究所」管理人)【URL】/ 加山竜司(フリーライター)【URL】/ 川原和子(マンガエッセイスト)【URL】/ 紀伊國屋書店新宿本店(新宿区書店)【URL】/ 稀見理都(エロマンガ史研究家)【URL】/ Captain Y(アメコミブロガー)【URL】/ 桐島ロケットJr.(ライター)/ きんどう zon(電子書籍まとめサイト管理人)【URL】/ 久芳俊夫(「MANGART BEAMS T」ディレクター)【URL】/ 倉持佳代子(京都国際マンガミュージアム研究員)【URL】/ 黒鈴(電子書店スタッフ)/ 黒谷貴清(フリー編集者)/ KT.(マンガと装丁の紹介ブログ「良いコミック」管理人)【URL】/ 劇画狼(漫画始末人/「おおかみ書房」代表)【URL】/ 小山まゆ子(フリーランス編集/ライター)/ ゴロー(AV男優)【URL】/ 塞神雹夜(悪魔祓師)/ 境真良(国際大学GLOCOM客員研究員・経済産業省国際戦略情報分析官(情報産業))【URL】/ ササナミ(ブログ「雑食商店街3373番地」管理人兼書店員)【URL】/ 糸田屯(さすらい)(ブログ「(怒りの以下略)」管理人)【URL】/ 侍功夫(映画評誌「Bootleg」代表/映画ライター)【URL】/ 澤水月(報道勤務/ライター/mixi平山夢明コミュニティ管理人)【URL】/ 四海鏡(石ノ森ファン)【URL】/ 東雲騎人(イラストレーター)/ 芝原克也(日本出版販売株式会社ほんのひきだし編集部)【URL】/ じゃまおくん(「BLACK徒然草」管理人)【URL】/ 白峰彩子(書誌屋)【URL】/ 杉村啓(料理マンガ研究家)【URL】/ 杉山陽一(「COMIC ZIN」秋葉原店 コミックバイヤー)【URL】/ すけきょう(ブログ「ポトチャリコミック」管理人)【URL】/ soorce(オヤジ漫画系ブロガー)【URL】/ 滝川レイ(フリーカメラマン)/ 竹下典宏(三省堂書店神保町本店・コミック担当)【URL】/ 多根清史(ライター)/ 種村理沙(「KYTIMKYM」管理人)【URL】/ たまごまご(ライター)【URL】/ ちょうあゆ(編集)/ 塚本浩司(「COMIC ZIN」商業誌部門責任者)【URL1】【URL2】【URL3】/ ツクイヨシヒサ(漫画評論家)【URL】/ 辻 真先(アニメ脚本家・ミステリ作家)/ トロピカルあいこ(ライター)/ 永田希(書評家、「Book News」運営)【URL】/ 名久井直子(ブックデザイナー)【URL】/ なみかわみさき(物書き)【URL】【URL】/ 奈良崎コロスケ(博奕・マンガ・映画の3本立てライター)【URL】/ 野田謙介(マンガ研究者・翻訳者)/ 野中モモ(ライター)/ 八戸(4コマレビューブログ「素晴らしい日々」管理人)【URL】/ happysad(「マンガ一巻読破」管理人)【URL】/ 浜波孝至(「BOOKSなかだ」魚津店 営業担当)【URL】/ 早川博志(「恭文堂」コミッククラフト店)【URL】/ はろるどキサラギ(ライター・編集)/ 廣澤吉泰(ミステリコミック研究家)/ V林田(麻雀漫画復刊レーベル「未来の麻雀」代表)【URL】/ 福丸泰幸(「喜久屋書店」漫画館京都店 店長)【URL】/ 藤谷千明(フリーライター)【URL】/ 富士見大(編集・ライター)/ ぶち猫(ブログ「ぶち猫おかわり」管理人)【URL】/ ふな(ブロガー)【URL】/ 冬蜂(風俗情報サイト「フーゾクDX」制作部)【URL】/ フラン(ブログ「フラン☆Skin」管理人)【URL】/ ホシ(ごきげんビジネス出版編集担当)【URL】/ 穂高茉莉(楽器店店員)/ マキタマキナ((成年)漫画愛好家)【URL】/ マクガイヤー(ブログ「冒険野郎マクガイヤー」管理人/ニコ生主)【URL】/ 漫画トロピーク(謎の社会人漫画サークル)【URL】/ 南信長(漫画解説者)/ 宮川元良(「恵文社」バンビオ店 店長)【URL】/ 宮本直毅(ライター)【URL】/ 宮脇書店本店(コミック担当)【URL】/ もみちゃん(インターネットカフェ コミック担当)/ 森田真功(ライター/ブログ「Lエルトセヴン7 第2ステージ」管理人)【URL】/ 八尾美映子(「三省堂書店」神保町本店 コミック担当)【URL】/ 山内康裕(「マンガナイト」代表)【URL】/ 山本浩平/まんだらけうめだ店コミックスタッフ【URL】/ 山田幸彦(ライター)【URL】/ 山脇麻生(ライター&編集者)【URL】/ 有隣堂 横浜駅西口コミック王国 水野(主任)【URL】/ 吉田アミ(文筆家/音楽家)【URL】/ 吉村和真(京都精華大学 国際マンガ研究センター センター長)【URL】/ 吉村ルミ(「芳林堂書店」高田馬場店)/ リブロ池袋本店(豊島区書店)【URL】/ りる(感想系ブログ「空夢ノート+」管理人)【URL】/ 林子傑(kaito2198)【URL】/ raven(ディレッタント)【URL】/ 渡辺水央(ライター)/ 和智永妙(ライターたまに編集) ほか


⇒⇒⇒ランキング「オンナ編」も要チェック!!


単行本情報

  • 『1日外出録ハンチョウ』 第1巻 Amazonで購入
  • 『エマは星の夢を見る』 Amazonで購入
  • 『HUNTER×HUNTER』 第34巻 Amazonで購入
  • 『不滅のあなたへ』 第3巻 Amazonで購入
  • 『青野くんに触りたいから死に… Amazonで購入
  • 『CANDY & CIGARETTES』 … Amazonで購入
  • 『官能先生』 第1巻 Amazonで購入
  • 『白暮のクロニクル』 第11巻 Amazonで購入
  • 『ど根性ガエルの娘』 第3巻 Amazonで購入
  • 『ハイポジ』 第1巻 Amazonで購入

関連するオススメ記事!

アクセスランキング

12月の「このマンガがすごい!」WEBランキング

  • shinjin_09_minibanner
  • konomanweb_top_0419
  • MangaFree_banner
  • 逆転裁判4[300×65]
  • unnamed-2
  • konyahatsukiga300_65-2