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『ナニワ銭道 神も仏もゼニ地獄! 編』(青木雄二プロダクション・案 西田真二郎・作 及川コウ・画)ロングレビュー! 信心も弔意もゼニまみれ! 欲の大海をもがく男たちの挽歌

2015/11/11


話題の“あの”マンガの魅力を、作中カットとともにたっぷり紹介するロングレビュー。ときには漫画家ご本人からのコメントも!

今回紹介するのは『ナニワ銭道』

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『このマンガがすごい! Comics ナニワ銭道 神も仏もゼニ地獄! 編』
青木雄二プロダクション(案) 西田真二郎(作), 及川コウ(画) 宝島社 ¥690+税
(2015年11月11日発売)


大阪のキャバレーでボーイをしながら漫画家を目指していた21歳の青威雄一郎は、うさん臭い同僚の40男・小藪蛙次に声をかけられ、一緒に企業の信用調査を行う会社「マルトク商事」を立ち上げることに。
2人の前には銭に振り回される人間が次々と現れては消えてゆく!

累計1600万部を誇る『ナニワ金融道』のDNAを受け継ぐ『ナニワ銭道』から、人気エピソードを完結まで掲載するベストセレクションが登場。
今回、コヤブと青威がターゲットにするのは、人の不安につけこむ霊感商法であこぎに稼ぐ宗教団体と、80歳を超えた会長が年の差婚をしたことで火種がくすぶる葬儀社だ。

第1部は「宗教闘争編」。コヤブたちの情報源にもなっているジャーナリストの出間沢は、印鑑や水晶玉を法外な値段で売りつけるカルト集団を追っていた。
いっぽう、コヤブと青威は本業の身辺調査をこつこつこなす日々。投資ファンドからの依頼で「かたむき産業」の片向社長の行動を調べていると、社長はインチキくさい女占い師に傾倒して、言われるがままに高額な商品を買わされていた。

業績不振に悩む片向社長は、美人占い師に高額な水晶や印鑑を売りつけられていた。

業績不振に悩む片向社長は、美人占い師に高額な水晶や印鑑を売りつけられていた。

さらに片向社長がお祓いを受けるために入っていったビルは、出間沢が追っていた「パワー原理会」の本部だった。
コヤブたちは教団に個人的恨みを持つ青年・業原立夫とともに教団の実態に迫る。

単行本情報

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