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『DEATHTOPIA』第4巻 山田恵庸 【日刊マンガガイド】

2015/07/19


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『DEATHTOPIA』第4巻
山田恵庸 講談社 \580+税
(2015年6月23日発売)


目を怪我した藤村洸。治療後、彼は群衆のなかに、黒い影のようなものが見えてしまうようになった。
それはチーター(騙し不正を行う者)と呼ばれる特殊能力者を見分ける能力。

これの能力に目をつけたのは、警察。通常捜査では手がかりすらつかめないチーターの絡んだ犯罪を、彼の能力で解決しようというのだ
刀と銃を使うまじめな美少女・如月結衣、ショートカットで元気いっぱいのケンカっぱやい八神早希、アダルティな雰囲気を持つクールビューティー・星宮舞夜の美女3人と強制的に組まされる。
世界はユートピアではなく「デストピア」。チーターたちの非情な犯罪がはびこる街。

なぜ藤村洸は、チーターを見分けられるのか? チーターは、それぞれどんな能力を持っているのか? 捜査線上に浮かびあがった「UD」とはなんなのか?
ひとつ解決したと思えば、次の謎がまたひとつ増える。

……なんてね。真価はそっちじゃない。
このマンガは美女たちが華麗に戦うシーンや、残虐な殺人シーン、美女のエロスをおもいっきり楽しむためのマンガです!
難しいことを考えるのは、あとでいいよ!

たとえば3・4巻に出てくる香炉鈴音と香炉響というチーター姉弟。 2人の能力は「スピード」。高速で移動しながらアラミド繊維のヨーヨーを巧みに操り、人間を頭から縦に半分に切り裂く。その切れ味は抜群。
真っぷたつにした死体を椅子に向かい合わせにし、遠くからみたら自分同士で会話しているように並べているシーンは、見事すぎて拍手したくなる。いや犯罪だけど。

また、「爆破」の能力を持つチーターのピカソ。
楽しく家族で過ごそうとした子ども、一瞬で木っ端微塵。夢を語るアイドルも、またたく間に爆破で落下した天井の下敷きに。
夢も希望も、チーターたちはめちゃくちゃにしていくのがちょっと気持ちいい。いや犯罪だけど。

美女3人のエロスと、チーターたちのグロテスク満載の作品。
不謹慎なものって、読むとテンションがあがり、スカッとする。
それもまた、マンガの力です。



<文・たまごまご>
ライター。女の子が殴りあったり愛しあったり殺しあったりくつろいだりするマンガを集め続けています。
「たまごまごごはん」

単行本情報

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