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10月14日は日本初の山岳会が結成された日 『孤高の人』を読もう! 【きょうのマンガ】

2015/10/14


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

10月14日は日本初の山岳会が結成された日。本日読むべきマンガは……。


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『孤高の人』第1巻
坂本眞一(著) 新田次郎(案) 集英社 ¥514+税


今から110年も前となる1905(明治38)年は、登山界において2つの意義深い出来事があった年だ。
ひとつは、 登山家・小島烏水らによって日本最古の山岳会である“日本山岳会”(1909年に“山岳会”から“日本山岳会”に改称)が結成され、その創設日が10月14日。そのため本日は、日本初の山岳会が結成された日ということになる。

もうひとつ、1905年は、「不死身の加藤」と云われた伝説の登山家・加藤文太郎が兵庫県において生を受けた年だ。同年3月11日生まれの加藤は、小説家・新田次郎の『孤高の人』の主人公としても知られる。
この小説が掲載されていたのは『山と渓谷』。くしくも日本山岳会が発行していた登山者向けの便利帳兼メモ帳「山日記」を、「山の便利帳」として現在も引き継いでいる雑誌である。そんなところでも1905年のトピックはつながっている。

さて、「このマンガがすごい!WEB」のユーザーにとっては『孤高の人』といえば坂本眞一によるマンガ版が馴染み深いであろう。
新田次郎の小説を原案とし、舞台を現代に置きかえ、心を閉ざす高校生・森文太郎(主人公の名前もマンガでは改名)がクライミングにのめりこんでいく姿を描いている。

雄大な山、そしてそんな山に懸ける男たちの美しさと恐ろしさと気高さを、繊細にも力強いタッチて描き出す坂本眞一の絵。
読めば、本作はもちろん、山そのものにも魅入られてしまうはずだ。



<文・渡辺水央>
マンガ・映画・アニメライター。編集を務める映画誌『ぴあMovie Special 2015 Spring』が発売中。映画『暗殺教室』パンフも手掛けています。

単行本情報

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