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2月9日は「服の日」 『服なんて、どうでもいいと思ってた。』を読もう! 【きょうのマンガ】

2017/02/09


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

2月9日は服の日。本日読むべきマンガは……。


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『服なんて、どうでもいいと思ってた。』 第1巻
青木U平 KADOKAWA ¥552+税


最近、テレビなどでも活躍している読モ。
特に「原宿系」と呼ばれる彼らのファッションセンスは独特で、その着こなしについていけない……という人も少なくないだろう。
しかし、オシャレを「自己表現」と捉え楽しんでいる彼らを見ていると、少しうらやましくもなる。

オシャレというものは、本当に幅が広い。
カジュアル、アメカジ、ストリート、キレイめ、渋谷系、ビジュアル系、ゴシック、モード、サーフ、ノームコア……。なにかが流行ったと思えば消え、また新しいジャンルがブームになる。
オシャレにうとい者からすると、非常に悩ましい問題である。

さて、どうしてそんな話題に言及したかというと、本日2月9日がまさに「服の日」だから。これは、その語呂あわせから、日本ファッション教育振興協会及び全国服飾学校協会などが制定したという。

そんな服の日に、だれよりも頭をかかえていそうなのが、『服なんて、どうでもいいと思ってた。』に登場する主人公たちだ。

彼らは人気女性ファッション誌の編集部で働く、4人の男たち。
その字面だけを見れば、相当なオシャレ上級者のようだが、じつは彼らには致命的なほどファッションセンスがない。
花月カヲルは盆栽雑誌の出身であり、その仲間である斑鳩九一郎(いがらし・くいちろう)はハードコアエロ雑誌、大勝ケンは映画雑誌、天神博多(あまがみ・ひろた)ボクシング雑誌と、みなファッションとは無縁の畑からやってきた男たちなのだ。
彼らが企画を出せば「うちの雑誌を廃刊にするつもりですか?」とドン引きされ、ブランド名すら知らないために現場でも役立たず。
まさにファッション誌編集部は、彼らにとっての「魔界」なのである。

そんな彼らがファッションの世界をどう生き抜くのか、そしてそこで見つけ出したファッションの意味とは。
ラストエピソードではもはやファッションの域を超え、男たちがオシャレという戦場で奮闘し、小さな勝利を手中にするさまが描かれる。
その時、読者は彼らとともに「服なんて、どうでもいいと思ってた」と、ため息をつくだろう。



<文・五十嵐 大>
'83年生まれの、引きこもり系フリーライター。デスゲーム系やバトルもの、胸キュン必至の恋愛マンガやBLまで嗜む、マンガ好きです。マイブームは、マンガ飯の再現。

単行本情報

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