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お2人のクリエーター魂の根源とは!? 『逆転裁判』生みの親・巧 舟×個性派俳優にして芸人・片桐 仁が語る激アツ“逆転”スペシャル対談!【総力リコメンド】

2017/11/29


2017年8月に発売されたシリーズ最新作『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』が大好評、そして10年ぶりに3DS版となって再登場した『逆転裁判4』が11月22日より絶賛発売中と、逆転裁判シリーズの勢いが止まらない!

後編となる今回は、『逆転裁判』[注1]の生みの親であるゲームクリエイター・巧 舟氏と、コメディアン、俳優、そしてクリエイターとして活躍する片桐 仁氏の熱~い対談が実現。巧氏は逆転裁判、片桐氏は『99.9-刑事専門弁護士-』[注2]に出演と、ともに“裁判モノ”に携わるお2人の白熱の『クリエーター』トークをお届けします!


ゲームデザイナー:巧 舟(たくみ しゅう)

1971年生まれ。早稲田大学卒。
94年、カプコンに入社。以降『逆転裁判』シリーズ、『ゴースト トリック』など、主にミステリのゲームの企画・脚本・監督を手がける。

Twitter:@takumi_gt

芸人・俳優:片桐 仁(かたぎり じん)

1973年生まれ。埼玉県出身。
舞台を中心に、テレビ・ラジオなどで活躍中。2018年1月から日曜劇場『99.9 ~刑事専門弁護士~SEASONⅡ』に出演。
また、俳優業のかたわら彫刻家としても活躍中。個展『ギリ展』が全国イオンモールにて開催中。

Twitter:@JinKatagiri_now


2人のクリエイターが語る“モノづくり”魂

――片桐さんご出演の『99.9-刑事専門弁護士-』(以下『99.9』)の、シーズン2が2018年1月より放映ですね。

片桐 おかげさまで、そうなんです。僕の役は、さっきプレイした『大逆転裁判2』の御琴羽 寿沙都(みことば すさと)さんと同じ、パラリーガル(弁護士助手)です。そもそも現場に行って推理するって、ホントは警察の仕事。弁護士とパラリーガルがそれをするって、すでにファンタジーというか。

 いやいや、楽しければよいと思います。『大逆転裁判』がドラマ化したら、片桐さん、ぜひパラリーガル役を演ってください。寿沙都さん役ですね(笑)。

片桐 僕が演ったら、そのパラリーガル犯人でしょ(笑)。でも早い段階で「犯人かも」と怪しまれる人は、犯人じゃないことが多いかな。

 あ。やっぱり、そういう作り手側の意図とか深読みされるんですか?

片桐 いえ、そんなにしないです。僕は謎解きが苦手なので、とんちんかんなことを繰り返して、全部のルートを潰していく感じなので(笑)。『逆転裁判』は、間違えてもキャラがおもしろいセリフ返してくれるからいいですよね。

 そうですね。間違えるほどおもしろいという。ヒントもありますから、安心して間違えてください(笑)。

片桐 何かやりこみ要素的な仕掛けもあるんですか?

 このゲームはすべての事件を解決すればおしまいですが、二度、三度と遊んでいただけるように意識してつくっています。二度目のプレイで「ああ、ここはこうだったのか」と初めて気づく仕掛けや伏線があったり、いろいろなところを調べたり証拠品をつきつけたりすることで見逃した小ネタがあったりと、細かいお楽しみを用意しています。

片桐 僕は謎解きに必要な気づきに疎いから、ヒント一つひとつに気づける人を、本当に頭いいなぁって思う。そういう目を持っている人がつくり手になるんでしょうね。


「謎解きやルートを間違っても、そのつどキャラクターからおもしろいセリフが帰ってくるのが秀逸」と片桐さん。「このまま持って帰って解きたいなぁ」とも。

「謎解きやルートを間違っても、そのつどキャラクターからおもしろいセリフが返ってくるのが秀逸」と片桐さん。
「このまま持って帰って解きたいなぁ」とも。


お2人がプレイした『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
ならではのシステムはこれ!


ニンテンドー3DSソフト『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』は、「逆転裁判」シリーズの主人公、成歩堂 龍一の先祖・成歩堂 龍ノ介が、シャーロック・ホームズらとともに19世紀末の日本と英国の2国をまたぐ壮大な大法廷活劇を繰り広げる『大逆転裁判』シリーズの第2弾。「逆転裁判」おなじみのシステムに加え、ホームズと協力してひとつの推理を完成させる「共同推理」と、大英帝国の法廷制度に挑む「陪審バトル」は、前作よりパワーアップした演出や遊びやすさでよりドラマティックに!

「共同推理」で名探偵ホームズの超推理を真実に導け!

「共同推理」は「探偵パート」で発生するシステムで、龍ノ介とホームズが文字どおり「共同」で「推理」を完成させることになります。
ともすればあさっての方向に進むホームズの超推理を、龍ノ介の鋭いツッコミで真実に導いていこう!

共同推理_検討中
ホームズの推理のムジュンを突き、推理を正しい方向に修正しよう。

ホームズの推理のムジュンを突き、推理を正しい方向に修正しよう。

陪審員を説得し、評決を逆転させる「陪審バトル」!

陪審員裁判が採用されている倫敦(ロンドン)の法廷では、6人の陪審員の決定が判決を大きく左右します。
有罪に傾いた評決の天秤を無罪へと逆転させるには、有罪を信じる陪審員たちのムジュンした主張同士をぶつけ、彼らを説得しましょう。

陪審バトル05

さらに詳しい情報やプロモーション映像は公式サイト、または特設記事へ!


 片桐さんは、演じるときに“見られ方”を意識されたりしますか?

片桐 舞台と映像で違うと思うんですが、舞台は何度も何度も同じ事を繰り返していくうちに「今日はよかった!」と思えるものができていく。映像は舞台と違って“監督のもの”ですから、監督の意向に委ねる感じです。僕はあくまでプレイヤーなので、監督や観客の視点までは考えない。だから、招待されて人の舞台を観るときなんかは、つくり手視点はもたず、ある意味無責任な観客として純粋に楽しめます。

 ぼくは逆に、自分が関わっていないゲームや映画などでも、無邪気にシンプルな目では楽しみづらいですね。そういえば、ぼくたちが子どものころ『ゲームブック』ってあったじゃないですか。あれも、どうしても解けないと、答えのページからさかのぼってみたり(笑)。

片桐 その頃から発想がつくり手だったんですね! キャラづくりにモデルはいるんですか?

 身のまわりの知人をモデルにすることはありますけど、実在の有名人をモデルにはしないようにしています。その世界にとって雑音になってしまうので……。あと、自分がシナリオ書いてる期間は、ほかのリーガルもののドラマは怖くて見られません。影響されるのはマズいし、自分の書いているものよりおもしろかったらもっとイヤだし……。だから、『99.9』もオンタイムでは見られませんでした。

片桐 えぇーっ? 全然タイプが違う作品じゃないですか。

 でも、そういうものなんです(笑)。ところで、『99.9』のなかに『逆転裁判』のネタが登場していた話、ご存じでしたか!? 『99.9』の劇中に出てくる新聞に、検事さんの異動の記事が出てきて……そこに『逆転裁判』のキャラの名前が使われていたんです。ネットで話題にもなって。ちょうどその頃、ぼくたちも『逆転裁判』のTVアニメをやっていたので、こちらも劇中のテレビ番組に「提供 99.9」って入れて、お返事したんですよ。

片桐 へぇ~! それはおもしろい。両方見ている人にはたまらないですね!

対談記念のサインを持って記念撮影。ずっと以前から片桐さんの大ファンという巧さん、本当にうれしそうだ。ドラマとアニメを通じてのニアミスにもびっくり!

対談記念のサインを持って記念撮影。ずっと以前から片桐さんの大ファンという巧さん、本当にうれしそうだ。
ドラマとアニメを通じてのニアミスにもびっくり!


 今日はありがとうございました。ぼくは以前から片桐さんが大好きだったので、お会いできて本当にうれしいです。この仕事をしていてよかった(笑)。

片桐 ありがとうございます。起訴すれば99.9%有罪と言われている日本の法廷では、『逆転裁判』のような逆転は非常に難しいと思うんですが、0.1%……1000に一つの逆転と真実を追求する気持ち、忘れちゃいけないですね! 裁判モノという一つのジャンルを創出し、確立させて、しかも長年新作を開発し続けているということは、本当にスゴいことだと思います。続けていくほど壁も出てくるのだと思いますが、楽しみにしていますので、がんばってください!

――巧さん、片桐さん、ありがとうございました!


ともに“裁判モノ”に携わるクリエイターのおふたり。しかも、ともに埼玉県出身と言うこともあいまって(笑)、対談は2時間を超えておおいに盛り上がった。今後のお2人の活躍が楽しみだ!

ともに“裁判モノ”に携わるクリエイターのおふたり。しかも、ともに埼玉県出身と言うこともあいまって(笑)、
対談は2時間を超えておおいに盛り上がった。今後のお2人の活躍が楽しみだ!



  • 注1 『逆転裁判』 主人公の弁護士となって、無実の罪着せられた依頼人の無実を、ムジュンを突くことで立証し、事件の真相を暴く「法廷バトル」という新たなジャンルを作り出したゲーム。第1作目は2001年発売。
  • 注2 『99.9-刑事専門弁護士-』 TBS で2016年4月~6月まで放送されたTVドラマ。個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも、逆転不可能と思われる刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンターテイメントとして話題を呼んだ。2018年1月よりシーズン2が放送予定。

取材・構成:沼田理(東京03製作)

ゲーム情報:『逆転裁判4』

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■プラットホーム:ニンテンドー3DSシリーズ
■ジャンル:法廷バトル
■好評発売中(2017年11月22日)
■希望小売価格:パッケージ版2,990円+税、ダウンロード版2,769円+税、コレクターズ・パッケージ 3,990円+税
■プレイ人数:1人
■CERO:A(全年齢対象)
■公式サイト:http://www.capcom.co.jp/gyakutensaiban/4/
©CAPCOM CO., LTD. 2007, 2017 ALL RIGHTS RESERVED.

ゲーム情報:『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

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■プラットホーム:ニンテンドー3DSシリーズ
■ジャンル:大法廷バトル
■好評発売中(2017年8月3日)
■希望小売価格:パッケージ版5,800円+税、ダウンロード版5,546円+税
■プレイ人数:1人
■CERO:B(12才以上対象)
■公式サイト:http://www.capcom.co.jp/dai-gyakuten2/
©CAPCOM CO., LTD. 2017 ALL RIGHTS RESERVED.

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