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7月5日は「穴子の日」『ワカコ酒』を読もう!【きょうのマンガ】

2017/07/05


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが 「きょうのマンガ」です。

7月5日は穴子の日。本日読むべきマンガは……。


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『ワカコ酒』 第2巻
新久千映 徳間書店 ¥562+税


ウナギのような細長い体を持つ海水魚といえば穴子。
旨味の強い白身はウナギよりも脂肪分が少なく、ビタミンAやカルシウムも豊富で疲労回復&体力向上に効果絶大。
そんな穴子は今が旬。夏バテに最適な優れ魚なのである。
大阪市のグリーンフーズは、7(な)+5(ご)=「なご」という語呂合わせから、(やや強引ではあるが)7月5日を穴子の日と定めている。

さて、今や世は大グルメマンガ時代。
穴子を取りあげた数ある作品から筆者が選んだのは『ワカコ酒』だ。
武田梨奈が主演するドラマシリーズも大好評、ご存じひとり飲み女子ブームのパイオニア的タイトル。
仕事帰りの一杯をこよなく愛する村崎ワカコ(26歳)が、ビール×から揚げ、日本酒×焼き鮭の皮、レモンサワー×串カツなど相性抜群の組みあわせにほっこりしながら、「ぷしゅ~」と晩酌を楽しむいやしのショートストーリーである。

著者の新久千映は広島出身で、ハッキリと地名が出てくる訳ではないが、どうやらワカコも広島出身設定のようだ。
第2巻の巻末に収録された特別裏メニュー「居酒屋新幹線」では、お正月の帰省から新幹線を使って帰るワカコの姿が描かれる。
そして長い車中の友にワカコが選んだ弁当は、広島名物“夫婦穴子”だった(注:実在の地名や店舗を出さない作品の性質上、正式な商品名ではありません)。

長方形の弁当箱に2本並んだ穴子が仲よし夫婦のように見えることから名づけられたこの弁当、秘伝のたれでやわらかく煮詰めた穴子はもちろん絶品なのだが、一番のセールスポイントはビールに合う骨煎餅がついていること。
穴子とご飯、広島菜の漬物を堪能したら、骨煎餅をポリポリやりつつ2本目の缶ビールをプシュッ。
ぼんやりと流れる景色を眺めながら、ほろ酔いでうつらうつら。
あぁ、なんてぜいたくなひと時だろうか。

穴子を骨までしゃぶりつくせるこの“夫婦穴子”。
ドラマ版では広島に帰省したワカコが、帰りに親友から「ワカコはお酒が好きだから、新幹線でこれ食べて」と“夫婦(みょうと)あなごめし”を手渡される微笑ましいシーンにアレンジされていた。
この夏、広島旅行を考えているそこのアナタ、帰りの駅弁は夫婦穴子で決まりでしょ!



<文・奈良崎コロスケ>
中野ブロードウェイの真横に在住。マンガ、映画、バクチの3本立てで糊口をしのぐライター。

単行本情報

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