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11月25日は『ノストラダムスの大予言』(五島勉・著)が刊行された日 『MMR マガジンミステリー調査班』を読もう! 【きょうのマンガ】

2015/11/25


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

11月25日は『ノストラダムスの大予言』が刊行された日。本日読むべきマンガは……。


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『MMR マガジンミステリー調査班』第3巻
石垣ゆうき 講談社 ¥379+税


1973(昭和48)年の11月25日、戦後日本の出版史に残るベストセラーとなる本が発売された。そのタイトルは、『ノストラダムスの大予言』(五島勉・著)

フランスの医師であり占星術師でもあったノストラダムスが16世紀に著した『予言集(ミシェル・ノストラダムス師の予言集)』をもとに書かれたものだ。
後年、五島による拡大解釈や創作が多いと指摘されるようになったものの、まことしやかに「1999年に人類が滅亡する」とブチ上げた内容は一大センセーションを巻きおこす。
テレビ番組や雑誌などでもさかんに取りあげられ、社会的に大きな影響を与えたのである。

まあ信憑性はさておき、こうした“謎”を取りあげた本がゾクゾクするほど魅力的なのは間違いないではないか!?

『MMR マガジンミステリー調査班』は、「週刊少年マガジン」の編集部員により結成されたMMR(MAGAZINE Mystery Reportage)のメンバーが、様々な超常現象の解明に立ち向かう様子をルポルタージュタッチで描いた“フィクション”だ。
宇宙人、超能力者、富士山噴火、自然現象に思える災厄の裏に潜む陰謀、人類を操る組織など幅広い謎を扱っているが、連載されたのが“終末”のとき迫る90年代とあってか、ノストラダムスのエピソードはかなりの割合で登場している。

なかでもズバリ、ノストラダムスの予言詩解明を主軸にしているのが、単行本3巻にあたる『ノストラダムスの大予言1999最終戦争の恐怖』だ。
MMRの面々は文献をひもときながら、ノストラダムスのいまだ解読されていない詩のメッセージに挑む。
そのなかで見えてきたキーワードは、ヴァーチャル・リアリティ、サブリミナル・メッセージ、洗脳。
その言葉に秘められた、人類の危機を回避する方法はあるのか!? MMRは「第2のノストラダムス」と呼ばれるロシア人に接触を試みるが……。

本作を壮大なギャグととらえる向きもあるが、それを言ったら身もフタもないような。おっと、もちろん読み方は個々の自由だが、筆者としては大きな謎に取り組むロマンをビシビシ感じる作品ととらえている。



<文・粟生こずえ>
雑食系編集者&ライター。高円寺「円盤」にて読書推進トークイベント「四度の飯と本が好き」不定期開催中。
ブログ「ド少女文庫」

単行本情報

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