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『ドラゴンボール超』第1巻 鳥山明(作) とよたろう(画) 【日刊マンガガイド】

2016/05/10


日々発売される膨大なマンガのなかから、「このマンガがすごい!WEB」が厳選したマンガ作品の新刊レビュー!

今回紹介するのは、『ドラゴンボール超』


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『ドラゴンボール超(スーパー)』第1巻
鳥山明(作) とよたろう(画) 集英社 \400+税
(2016年4月4日発売)


2015年よりフジテレビにて放映中のアニメ『ドラゴンボール超(スーパー)』。そのコミカライズ版第1巻が、このたび発売された。

内容は基本的にアニメ版を踏襲しており、『ドラゴンボール』にて魔人ブウが倒され、平和となったその後の世界での悟空たちが描かれていく。

2013年に上映された劇場アニメ『ドラゴンボールZ 神と神』をベースとした、破壊神ビルスの登場する「神と神」編に始まり、悟空たちの住む第7宇宙の地球をかけて、ビルスの双子の兄弟である破壊神シャンパ率いる第6宇宙の強者たちと激突する展開などなど……ブウ編以降の新たなる物語を、アニメ版以上のスピード感で堪能できるのだ。

本作で作画を担当しているとよたろうは、「Vジャンプ」にて連載されていた『ドラゴンボールヒーローズ ビクトリーミッション』や、劇場作品『復活のF』のコミカライズ版で、巧みに鳥山明タッチを再現していた新進気鋭の実力者。
作画だけでなく、コマ割りや間の再現など、読んでいて思わず懐かしくなってしまうことうけあいだ。

とはいえ、本家大元の『ドラゴンボール』がブウ編できっちりと完結しているため、新たなる物語が描かれたことには抵抗を感じる人も多いかもしれない。
でも、そんな原作を大事にする人にこそ、セル編後半で悟空の意思を引き継いだ孫悟飯のように、鳥山明からバトンを渡されたとよたろうの作画によって「もうちっとだけ」続く『ドラゴンボール』ワールドを、ぜひとも楽しんでいただきたい。



<文・山田幸彦>
91年生、富野由悠季と映画と暴力的な洋ゲーをこよなく愛するライター。怪獣からガンダムまで、節操なく書かせていただいております。
Twitter:@gakuton

単行本情報

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