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着眼点と発想力の勝負!? 『逆転裁判』生みの親・巧 舟×個性派俳優にして芸人・片桐 仁が熱く語る“逆転”対談!【総力リコメンド】

2017/11/22


2017年8月に発売されたシリーズ最新作『大逆転裁判2』が大好評、そして11月22日に10年ぶりに3DS版となって『逆転裁判4』が再登場するなど、逆転裁判シリーズの勢いが止まらない!

今回は、『逆転裁判』[注1]の生みの親であるゲームクリエイター・巧 舟氏と、コメディアン、俳優、そしてクリエイターとして活躍する片桐 仁氏の熱~い対談が実現。逆転裁判、ゲーム、そしてものづくりへの想いがあふれまくりだ!


ゲームデザイナー:巧 舟(たくみ しゅう)

1971年生まれ。早稲田大学卒。
94年、カプコンに入社。以降『逆転裁判』シリーズ、『ゴースト トリック』など、主にミステリのゲームの企画・脚本・監督を手がける。

Twitter:@takumi_gt

芸人・俳優:片桐 仁(かたぎり じん)

1973年生まれ。埼玉県出身。
舞台を中心に、テレビ・ラジオなどで活躍中。2018年1月から日曜劇場『99.9 ~刑事専門弁護士~SEASONⅡ』に出演。
また、俳優業のかたわら彫刻家としても活躍中。個展『ギリ展』が全国イオンモールにて開催中。

Twitter:@JinKatagiri_now


巧 舟氏と片桐 仁氏が逆転裁判シリーズを堪能!

――シリーズ最新作『大逆転裁判2』を遊んでみていかがでしたか?

 今日は、今年8月に発売された『大逆転裁判2』から、第二話をプレイしていただきました。舞台は19世紀末のロンドン、なんとあの夏目漱石さんに殺人容疑がかかってしまいます。漱石さんは、実際にその当時ロンドンに留学されていたので、物語にとりいれたんです。

片桐 僕はDSで『逆転裁判2』か『3』をプレイしたことがありましたけど、キャラクターの動きががぜんスゴくなっていますね。特に夏目漱石さんがすごい……というか、ビシッとポーズを決めてきますね。

 漱石先生、今や『大逆転』の人気キャラですね。彼の動きには、モーションキャプチャーの技術を使っているんですよ。

片桐 へぇ~! じゃあ俳優さんがいろいろと動いてくれて?

 そうなんです。俳優さんに「テキトーにおもしろいポーズをしてください!」とお願いして、そのなかからチョイスしました(笑)。ちなみに、このシリーズに夏目漱石さんを登場させるにあたっては、子孫の方に連絡をとって、ご許可もお願いしました。

片桐 19世紀末が舞台というのも興味深いですね。漱石さんだけでなく、シャーロック・ホームズの世界からもキャラが多く登場していて、世界観に親しみやすいというか、入りやすかったです。ホームズは最近、国内外のドラマや映画でも大人気ですね。

 『大逆転裁判』の世界のホームズは、超絶的な観察力で名推理を展開する……のですが、その推理はあまりに鋭すぎて、むしろ真実の向こう側まで飛んで行ってしまうので、主人公の成歩堂 龍ノ介(なるほどう りゅうのすけ)と助手の御琴羽 寿沙都(みことば すさと)が、その推理を修正すると、真実が見えてくる、というスタイルになっています。


ニンテンドー3DSを囲んで楽しげにゲームをプレイする両氏。その姿はまるで自慢のゲームを持ち寄って遊ぶ少年時代のよう!

ニンテンドー3DSを囲んで楽しげにゲームをプレイする両氏。その姿はまるで自慢のゲームを持ち寄って遊ぶ少年時代のよう!


――逆転裁判シリーズは昨年15周年を迎え、ますます快進撃ですね。こうした息の長いシリーズを生み出す、またはプレイする楽しみについて聞かせてください。


片桐さんもご覧になった15周年記念映像。ここまで息の長いシリーズを生み出したのはすばらしいのひと言!

片桐 巧さんは、逆転裁判を作るにあたって実際の裁判を傍聴されたんですか? さっきプレイした『大逆転裁判』では、状況の優劣を表示する天秤とかに雰囲気がありました。

 じつは、会社の近所に裁判所があるので、スタッフ皆で勉強がてら、傍聴にいってみました。でも、実際の裁判では木槌でカンカン叩いたりしないのが衝撃でした。天秤もなかったですね(笑)。『大逆転裁判』の舞台のひとつ、イギリスでは陪審員制度をイメージして、あの大天秤をおいてみました。これまでは検事との戦いだったのが、そこに陪審員との戦いも加わり、ほかのシリーズとは違う裁判の特徴になっています。

片桐 シリーズが続いていくと、プレイヤーはそういう変化に楽しみを覚えますね。ストーリーの歴史など追いかけるのも楽しいですし。さっきプレイした『大逆転裁判』の主人公は、『逆転裁判』シリーズの主人公・成歩堂龍一のご先祖様なんですね。

 そうなんです。楽しめる要素をどれだけ作れるか、ですよね。「『逆転裁判』はファンタジーっぽい」なんて言われることもあるのですが、それは意識的にそうしています。リアルであることよりも、『裁判って、こうだよね』というイメージを重視した、エンターテインメント優先の世界観ですね。


久しぶりにプレイした『逆転裁判』シリーズの進化に片桐仁もビックリ! ついつい昔のゲームと比較しちゃう……!?

久しぶりにプレイした『逆転裁判』シリーズの進化に片桐仁もビックリ! ついつい昔のゲームと比較しちゃう……!?



  • 注1 『逆転裁判』 主人公の弁護士となって、無実の罪着せられた依頼人の無実を、ムジュンを突くことで立証し、事件の真相を暴く「法廷バトル」という新たなジャンルを作り出したゲーム。第1作目は2001年発売。

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