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【スクープ】堀北真希、引退! 衝撃の真相が明らかに!? 【B級ニュース】

2017/03/07


複雑化する現代。
この情報化社会では、日々さまざまなニュースが飛び交っています。だけど、ニュースを見聞きするだけでは、いまいちピンとこなかったりすることも……。
そんなときはマンガを読もう! マンガを読めば、世相が見えてくる!? マンガから時代を読み解くカギを見つけ出そう! それが本企画、週刊「このマンガ」B級ニュースです。

今回は、「女優・堀北真希が電撃引退!」について。


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『堀北真希写真集 Dramatic』
ND CHOW(撮) マガジンハウス ¥3,000+税
(2013年9月26日発売)

先週、堀北真希さんが2月末で女優業を引退したことが発表された。
昨年12月に第一子を出産したばかりとあって、しばらく女優業を休業するものと思われていたが、“休業”ではなく“引退”を選択したことに、ファンのあいだには大きな衝撃がはしった。

まだ28歳。早すぎる引退を惜しむ声があとを絶たない。
堀北さんから発表された直筆メッセージでは引退の理由は明かされず、そのため“引退の真相”をめぐって、さまざまな憶測が飛びかっているようだ。

そこで関連がささやかれているのが、夫で俳優の山本耕史さんである。
お2人の結婚の契機が新幹線であることは、以前に本記事で看破したとおり。

ここでは「山本耕史」と「堀北真希」の名前を組み合わせてみよう。
するとどうだろう。
なんと「山本(YAMAMOTO)」と「真希(MAKI)」は、アナグラムになっていた。両者の名前を並びかえると「A. I took my mama.」になるのだッ!
(訳)答.わたしはお母さんを連れていきました。

わたしはお母さんを連れていきましたッ!?
つまりッ!!





……え、どういう意味?
わかりません。
ただ並べかえてみただけです。

ともあれ、堀北さんが引退するのは事実。そこで今回は、彼女が出演した映画やドラマのなかからマンガ原作の作品をピックアップして、堀北さんの引退を惜しみましょう。

題して「堀北真希の出演した作品の原作マンガ特集」である。


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『逆境ナイン』 第1巻
島本和彦 徳間書店 ¥533+税
(1990年2月発売)

堀北さんの出演作品として外せないのが映画『逆境ナイン』(2005年)。
原作はもちろん島本和彦の同名マンガだ。
この作品でメガホンを振るったのは『海猿』シリーズで有名な羽住英一郎監督であり、しかも今をトキめく俳優・玉山鉄二の初主演作品でもある。
堀北さんはこの映画では、野球部のマネージャー・月田明子役として出演した。

本作はスポ根野球マンガのパロディ的な色彩が強く、主人公の不屈闘志(ふくつ・とうし)と全力学園野球部ナインが、現実的にはあり得ない“逆境”に立ち向かっていく。 試合当日に赤点の追試、ハンダゴテをつかんでしまい火傷、チワワにかまれて負傷など、部員9人の野球部に次々と“逆境”が襲いかかってくる。
そして地区予選の決勝では、なんと9回裏の時点で100点以上もの差をつけられてしまう!

「それはそれ!! これはこれ!!」など数々の島本節が炸裂することでも有名な、伝説的な作品だ。


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『クロサギ』 第1巻
黒丸(著) 夏原武(案) 小学館 ¥505+税
(2004年4月5日発売)

ほかにも堀北さんがヒロイン役をつとめた作品といえば『映画 クロサギ』(2008年)が挙げられる。
人を騙して金を巻き上げるシロサギ、異性を狙って心と体を持てあそぶアカサギに対し、詐欺師をカモにするクロサギを主人公にしたサスペンス作品である。

原作となったマンガ『クロサギ』は原作・原案が夏原武、作画は黒丸。

主人公の黒崎高志郎は、父が詐欺被害にあって一家心中をしたが、一命を取りとめたという暗い過去を持つ。
父を追いつめた詐欺師と銀行に復讐するため、黒崎はクロサギとなった。そして黒崎の所有するアパートに住むのが、検事志望の大学生・吉川氷柱(よしかわ・つらら)である。彼女との交流を通じ、黒崎がじょじょに氷柱に心を開いていくところも、本作の見どころのひとつとなっている。

堀北さんは、テレビドラマ版と劇場版の両方で、不正や詐欺師を嫌悪する潔癖なヒロイン・吉川氷柱役を演じた。


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『特上カバチ!! -カバチタレ!2-』 第1巻
田島隆(作) 東風孝広(画) 講談社 ¥514+税
(2005年10月21日発売)

テレビドラマ作品では、『特上カバチ!!』(2010年)をピックアップしたい。 本作は『カバチタレ!』(原作:田島隆、作画:東風孝広)シリーズの2作目『特上カバチ!!』を原作としており、行政書士の仕事を題材にした作品である。

主人公の田村勝弘は、ドラマ版の設定では大野事務所で行政書士補助士として働いている。主人公の田村役は櫻井翔(嵐)が務め、事務所の同僚・住吉美寿々(すみよし・みすず)役に堀北さんが起用された。

最初は仲違いしていた2人が「法律で社会的弱者を守る」という共通のミッションを通じて心を通わせていくバディものとしての性格が強く、いわばW主演のひとりであったわけだ。
それまで透明感のある清楚な役の多かった堀北さんだが、本作では汚部屋に住むヘビースモーカー(ドラマでも喫煙シーンあり)という、それまでのパブリックイメージとは異なる役を好演した。

ちなみに『逆境ナイン』には、主人公の数十年後を描いた『ゲキトウ』という続編がある。この作品では、怪我でプロ野球から引退を余儀なくされた不屈闘志が、どうにかプロとしてカムバックしようとする姿が描かれた。

また『クロサギ』は、掲載誌の「週刊ヤングサンデー」(小学館)の休刊にともない、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に移籍。『新クロサギ』と改題し、仕切り直してシリーズを再開し、さらに『新クロサギ 完結編』と改題して長期シリーズとなった。

『カバチタレ!』シリーズは、主人公の作中での地位が変わるにつれて『カバチタレ!』、『特上カバチ!!』、『カバチ!!!』と改題を繰り返しながらシリーズを継続している。

つまり堀北さんも、今回は“引退”と発表したものの、あんまりキッチリと“現役”と“休養”と“引退”のあいだに明確なラインなんか引かずに、またいつでも復帰してきて、女優として“続編”を歩んでもいいのではないだろうか。
望む声さえあれば、いつでも自身の女優としてのキャリアの続編を再開し、継続してはどうでしょう?

そのときの芸名は、もちろん「新堀北真希」か「堀北真希!」でお願いします。



<文・加山竜司>
『このマンガがすごい!』本誌や当サイトでの漫画家インタビュー(オトコ編)を担当しています。
Twitter:@1976Kayama

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