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【日刊マンガガイド】 『超動力蒙古大襲来』 駕籠真太郎

2014/06/02


超動力蒙古大襲来_s

超動力蒙古襲来
駕籠真太郎 太田出版 ¥1,080
(2014年5月15日)

 四半世紀のキャリアを通してコンスタントかつ精力的に作品を発表し続けているため、作者のことを「いつも同じことをやっている人」と思っている読者もいるかもしれないが、前代未聞の描き下ろし傑作『フラクション』(コアマガジン)を発表して以降の駕籠真太郎の創作は、スケール、精度ともに大充実期に突入している印象だ。

デビュー期からこだわってきた題材「兵器として人類に利用される巨人」(巨女)を、お馴染みのエログロ描写とモンティ・パイソンとも通じるユーモア感覚(筆者はテリー・ギリアムの『バロン』を思い出した)でグルグル巻きにした本作が放つマンガ作品としての異臭ぶりはまことにすさまじい。

進撃しすぎてたいへんなことになった”巨人”たちの真実がここに!


<文・大西祥平>
マンガ評論家、ライター、マンガ原作者。著書に『小池一夫伝説』(洋泉社)、シリーズ監修に『ジョージ秋山捨てがたき選集』(青林工藝社)。

単行本情報

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