『機動戦士ガンダムさん』第12巻
大和田秀樹 KADOKAWA/角川書店 \540+税
(2014年10月24日発売)
『機動戦士ガンダムさん』は、「ガンダムエース」の創刊号から連載しているロングラン作品。
4コママンガ中心だが、モビルスーツが擬人化した「隊長のザクさん」や「女医セイラ」などのミニストーリーものも展開している。
登場する人物は、ファーストガンダムのキャラクターのみに絞っており、ギャグの元ネタなどがわかりやすい。
2014年7月からは、5分枠という短さながらアニメも放送されている。
今となってはガンダム系のギャグマンガにおいて、シャアはいじられキャラの定番となってしまう役割になんの違和感を持たなくなってしまったが、それもこれも、大和田秀樹とトニーたけざきのせいなんだろうなぁ。
<文・岡安学>
デジタルモノなどのガジェット系を中心に雑誌やWebで活動するフリーライター。元ゲーム誌編集者で、ゲームやアニメ、マンガなどのメディアも守備範囲。ソフトとハードのどちらもこなす。現在、生活総合情報サイト「オールアバウト」にてデジカメのガイドも務める。