今回もランキング記事制作のためのアンケートに参加していただいた皆さんのメッセージのなかから、マンガとその周辺に関する、気になるニュースをまとめてみました!
うれしい新連載・新刊情報や、注目の映像化情報、ちょっとショッキングなニュースまで……。ジャンルを問わず、幅広くご紹介します!
豪華マンガ関連書籍!
『テレプシコーラ/舞姫 ポストカードブック』発売。大判で美しいカラーが楽しめます。なつかしい絵だけでなく、描きおろしも。(白峰彩子/書誌屋)
ブックマン社から『大島弓子にあこがれて お茶をのんで、散歩をして、修羅場をこえて、猫とくらす』が刊行。福田里香、藤本由香里、やまだないと各氏が語る、大島話は愛と距離感、そして分析がすばらしい。読者にとっては意味の大きい、単行本未収録の大島先生の1ページエッセイやカットも大量収録という贅沢な本(川原和子/マンガエッセイスト)
相次ぐ休刊・休載……
「ひらり、」休刊。ともかく残念です。いいものが必ず売れるとは限らないのですが……これだけの良作がそろった雑誌(アンソロジー)が休刊するとなると、今後雑誌というものの存在が本当に厳しいことを改めて実感します(塚本浩司/コミック・同人誌専門書店「COMIC ZIN」商業誌部門責任者)
「マンガ・エロティクス・エフ」と「月刊IKKI」の休刊は、これまでのマンガ雑誌の役割と意義、そしてこれからのマンガ雑誌の可能性と課題を考えるうえで、私たちに突き付けられた重い現実だと思います(吉村和真/京都精華大学マンガ学部教授)
やはり雑誌の休刊ラッシュでしょうか。「ジャンプ改」や「月刊IKKI」など、結構老舗になってきたマンガ雑誌も休刊。Webに足場を移す作品が多いとのことなのですが、はたして本当にWebでやっていけるのかも少し心配です(杉村啓/料理漫画研究家)
月刊「IKKI」の休刊発表。本誌を購読していなかった自分が嘆くのはばかられますが、単行本は「IKKI買い」するくらいレーベルとして好きだっただけに、やはりさびしいです(梅本ゆうこ/ブログ「マンガ食堂」管理人)
「プレイコミック」の最終号が発売された。48年の歴史に幕(soorce/オヤジマンガ系ブロガー)
あの名作が、ついに完結!
『ああっ女神さまっ』の最終巻がついに発売! 感慨深いものがあります(福丸泰幸/「喜久屋書店」漫画館京都店 店長)
『おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。』完結。とても気持ちのいい最終回! なのですが……「イブニング」を開いてもおせんさんに会えないととっても寂しい……。新しい作品を楽しみに待ちつつ単行本を読み返す毎日です(「COMIC ZIN」秋葉原店 杉山陽一/コミックバイヤー)
たぶん、業界初の(痔持ちの)ボーイ・ミーツ・(痔持ちの)ガール・ラブコメ『KISS MY ASS』が完結。痔ネタ、痔情報満載なのにさわやかなラブコメで終わるという信じられない離れ業をやってのけた大見先生に拍手。これだけ痔に特化したマンガは空前絶後であろうが、これを期に、「病気持ちマンガ」ってジャンルが「グルメマンガ」の次に流行ってほしい(すけきょう/ポトチャリコミック管理人)
『彼岸島』連載終了騒動。この騒動によって、じつはあまり口にはしてなかったけど、日本人はみんな『彼岸島』の存在が気になっていたんだな、というのがハッキリと顕在化したなと感じました(笑)(いのけん/麻雀マンガブログ管理人)