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新連載＆期待の未単行本化作品
「ウルトラジャンプ」で、フランスの漫画家ニコラ・ド・クレシーが連載を開始。マフィア一族の落ちこぼれが……という、ファンなら「おっ」となる設定がうれしい（永田希／書評家「Book News」運営）
未単行本化作品なのでアンケには入れられませんでしたが、「comico」で連載されている『咲くは江戸にもその素質』が最近の注目株。まだBLだとか腐女子だとか受け・攻めなどの用語概念が存在していない江戸時代を舞台に、寺子屋通いの女の子たちが、小説『南総里見八犬伝』を読んで登場人物への思い入れがほとばしり、“その素質”に目覚めてしまうという内容。自分達の抱える趣味がなんなのか整理できないままフィクション衆道の話題で盛り上がっていく少女たちの姿がけなげで、そしておもしろいのです（宮本直毅／ライター）
注目のマンガ映像化作品
『アオイホノオ』の実写ドラマが始まりました。監督はテレ東の人気ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズの福田雄一監督で、80年代当事の時代考察もしっかりとされた、気合の入った内容になっております。自分としては庵野ヒデアキ（庵野秀明）役の安田顕氏が最高です。2話でキャプテンハーロックが登場するのですが、やはりキャプテンハーロックの声は井上真樹夫氏ですな！（ゴロー／AV男優）
衝撃のニュース……！
ろくでなし子氏の逮捕。『デコまん』の作者として、フェミニズムっぽいテーマを、笑えるコミックエッセイに落とし込んでいる、すごい感覚の漫画家だと思っていたので、「自称芸術家」として報道されたことも含めて驚き。議論する箇所はさまざまにあると思うが、この事件をむしろ勲章として、氏のさらなる活躍を願いたい（和智永妙／ライターたまに編集）
ろくでなし子先生が逮捕された事件。世間でもかなりの議論が繰り広げられましたが彼女が逮捕されてしまったことによって「ではこの表現は？」「この作品は？」といったクリエイションとしての自由と倫理観との間で基準の問題がこれから広がっていくのではないかと思います（なす／CDショップ店員）
『ハイスコアガール』は大好きな作品なので、なんとか丸く収まってほしい（フラン／ブログ「フラン☆Skin」管理人）
『ハイスコアガール』はすばらしいマンガなので、ぜひ続きを読みたいです（かーず／かーずSP管理人）
「コミックゼノン」のウェブサイトにて連載予定だった、やまもとありさ氏『あいこのまーちゃ』が、諸事情により直前で中止。その経緯が議論を呼ぶなか、「漫画 on Web」で1話が公開されました。一時はお蔵入りになるかと思われた作品でしたが、全話公開する媒介も見つかったようです（ナデガタ／漫画感想ブログ管理人）
多彩な雑誌のマンガ特集！
「ビッグイシュー 日本版」243号に、美内すずえインタビュー掲載。デビューのきっかけ、『ガラスの仮面』のスタート時のエピソードなど（白峰彩子／書誌屋）
現在発売中の「ダ・ヴィンチ」9月号は「最強！ 『りぼん』世代 少女マンガ特集」。わたしもちょろっと書いていますが、手前みそながら、たいへんに充実した特集になっていると思います（小田真琴／女子マンガ研究家）
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