第4位 南の島でリアルボンバ-大会!
『BTOOOM!』井上淳哉
『BTOOOM!』第1巻
井上淳哉 新潮社
目覚めるとそこは見たこともない風景。わけもわからず近くにいた人影に近づくと……うわっ! 爆弾投げつけられたんですけど!!
2012年にはTVアニメ化もされた強制拉致系の「理不尽」な本作。南海の孤島に連れ去られた主人公たちがBIMと呼ばれる爆弾でデスバトルを強いられるさまは、まさに「リアルボン○ーマン」。16連射でおなじみのあの名人そっくりのキャラも登場! バ~イ・ハド○ン!!
さまざまな特徴をもつBIMを駆使した頭脳戦に、生き残るための共闘、そして裏ぎりなどの人間模様に注目! さらに舞台が南海の孤島ってなもんで、美少女キャラのサービスシーンも満載です!当然こちらもちゅうも~くです!!
第5位 脱出不能! サイコー(!?)の眺め&壮絶殺しあい!
『天空侵犯』 三浦追儺 (作)/大羽隆廣(画)
『天空侵犯』第1巻
三浦 追儺 (作)/大羽 隆廣(画) 講談社
目をさますとそこはビルの屋上。目の前には、橋でつながれた高層ビル群が無限に広がる。そして、そこで繰り広げられていたのは、仮面の殺人鬼による、虐殺だった!
極限状態のなか、出会うことのできた仲間が、気がついたら仮面の殺人者に? 作中に散りばめられたいくつもの謎に、読む手が止まらない!
『亜人』の三浦追儺が挑む理不尽系デスゲーム!
青空に手が届きそうな高層ビル。上を見ればさえぎるものなんてひとつもないはずなのに、どこにも逃げられない、追いつめられていく……人生ってなんて理不尽なんだ~!
第6位 絶望すぎて、爽快!? 魔法少女たちの地獄の饗宴
『魔法少女オブジエンド』佐藤健太郎
『魔法少女オブジエンド』第1巻
佐藤健太郎 秋田書店
理由なんてない! 「魔法少女」という名の圧倒的な暴力によって、振りまかれる死。殺されたものは、生きる屍として蘇るという「魔法少女」✕「ゾンビ」ともいうべき一作。
そんな……片方だけでも、われわれ人類にはなすすべがないのに、両方の属性もってるとか、絶望すぎて笑えちゃいます。
モールに逃げこんだり、調子にのったムカつく生存者が、惨たらしく殺されてスカッとしたりと「お約束」な展開も盛りだくさん! 極限状態で理性のタガがふっとんだ“人間”の怖さも味わえて、「理不尽」ジャンルのおいしいところ、あますとこなく味わえる一作です。
第7位 美少女たちのエグすぎサバイバル!
『もうすぐ死ぬひと』竹井 10日(作)晴瀬 ひろき(画)
『もうすぐ死ぬひと』第1巻
竹井 10日(作)晴瀬ひろき(画) ほるぷ出版
あの手この手で男子を誘惑。エゲツない本性丸見えの女の戦いは、「お母さん、もう僕は一生童貞でいいです」と泣き出したくなること必至!
極限状況のなか狂っていった少女たちが、最終的に手に入れた「真実の愛」のカタチもかなりのイカれっぷりだけど、これはこれでハッピーエンド……なのか? ぜひその目で確かめてほしい。