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8月7日は野比のび太(『ドラえもん』より)の誕生日 『ドラえもん』を読もう! 【きょうのマンガ】

2015/08/07


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『ドラえもん』第2巻
藤子・F・不二雄 小学館 ¥429+税


何かとこの「きょうのマンガ」のコーナーでは、藤子不二雄作品のネタ採用率が高く、とりわけ『ドラえもん』は「いつもお世話になっております」という感もあるのですが、たとえ「またか!」と思われようと、8月7日は『ドラえもん』を紹介しないわけにはいきません。

というのも、この日は野比のび太の誕生日だから。
それも、単にデータ的な設定だけではなく、その誕生した昭和39年8月7日(※初出および『藤子・F・不二雄大全集』では昭和37年)の出来事は、てんとう虫コミックス版第2巻に収録されている「ぼくの生まれた日」というエピソードでしっかり描かれております。

このエピソード、両親にこっぴどく叱られたため(読めばわかりますが、これが例のごとく100パーセント自業自得!)に、「ぼくはこの家のほんとの子じゃないんだ」などとのび太の被害妄想が飛躍。
そして「じゃあたしかめよう」と、これまた例のごとく淡白にも見える対応でドラえもんがタイムマシンで、のび太の出生を確かめにいくことを提案するくだりで、具体的な誕生年月日が判明している。

しかし、なによりも重要なのは、「のび太」という名前に込められた両親の思いが判明するということだろう。
そして、そこでかけられていた期待を知り、ちょいちょいのび太らしい騒動を起こしつつ現代に戻ることになるわけだが、その内容の重要性といい、わずか10ページとは思えない読後感を生み出すすばらしすぎるコマ運びといい、数ある『ドラえもん』のエピソードのなかでも確実に必読であることは疑う余地のない話。

おそらく、かなり多くの人は一度ぐらいは読んだことがあるんじゃないかと信じておりますが、もし未読の方がいるようでしたら、この「のび太の誕生日」である今日にこそぜひ読んでいただきたく思います。

なにせ最近、ついにてんとう虫コミックス版の『ドラえもん』は、Kindleをはじめとする電子書籍化もされましたので! 
電子書籍なら、軽々と『ドラえもん』全巻を持ち歩いてどこでも読めるなんて、ちょっとしたひみつ道具の実体験ですよね?



<文・大黒秀一>
主に「東映ヒーローMAX」などで特撮・エンタメ周辺記事を執筆中。過剰で過激な作風を好み、「大人の鑑賞に耐えうる」という言葉と観点を何よりも憎む。

単行本情報

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