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8月14日は「水泳の日」 『ケンコー全裸系水泳部 ウミショー』を読もう! 【きょうのマンガ】

2016/08/14


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

8月14日は水泳の日。本日読むべきマンガは……。


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『ケンコー全裸系水泳部 ウミショー』 第1巻
はっとりみつる 講談社 ¥400+税


夏の暑さに悩まされ、身体の調子に気をつけたい今日このごろ。
この時期に、涼をとるのと健康維持を両立できる運動が、水泳だ。

きょう8月14日は、日本水泳連盟が1953年(昭和28年)に「国民皆泳の日」として制定して以降しばらく、様々な大会や行事が行われていた日。
それらはいったん中断されたが、2012年に「水泳の日」と改名されて再開、昨年から東京辰巳国際水泳場でオリンピック出場経験者などをゲストに招いた関連イベントが開かれている。ちなみに「水泳の日」本年度の公式サイトはこちら

「国民皆泳の日」、「水泳の日」。
呼び名は変わったが、いずれも、よく泳いで体力をつけ、元気にすごそう! という意図をこめた記念日である。
本日は、そんな「水泳の日」によくあうマンガ『ケンコー全裸系水泳部 ウミショー』をおすすめしたい。

のちに『さんかれあ』(2010~14年)で新境地を拓く作者・はっとりみつるが、「週刊少年マガジン」で2005年から08年にかけて連載、途中2007年にはアニメ化もされた作品だ。

舞台は、海に面した町にある県立海猫商業高等学校、通称「ウミショー」。
ある日、一軒家を乗せたイカダが海岸に漂着するところから物語は幕を開ける。
ハウスボートから出てきたのは、転校のために沖縄から渡ってきた、元気いっぱいな少女・蜷川あむろ。
あむろは人魚をイメージさせる常識外れのみごとな泳ぎで人々を驚かせ、その力を見こまれて水泳部に入部する。

剃毛趣味と露出癖のあるマッチョな部長やら、上品そうなのに脳内がつねにエロ妄想でいっぱいのお嬢様など、ウミショー水泳部員は変人ぞろい。
そんななか、あむろのお気に入りになったのはいたって普通人な男子マネージャー、沖浦要だった。
超マイペースなあむろに振りまわされる要少年だが、それでもなんだかんだで彼女の明るさにどんどん惹かれていく。

そして2人の関係のキーとなるのが、要の抱えるトラウマだ。
彼は小学生時代に人魚のような何かに遭遇したショックで泳げないというのだが、おや、人魚のような、といえば……?
というわけで、じつは幼少期に出会っていたふたりの過去が水泳部をとおしてよみがえる筋が見どころのひとつとなる。

また、本作は題名どおり、登場人物がよく脱ぐ「全裸系」なのだが、そこはそれ「ケンコー」ともつくだけあってお色気をカラっと明るく整えており、好感が持てる絵面になっている。

「水泳の日」である本日、元気あふれる水泳マンガを読んで活力をもらう、というのもアリじゃないでしょうか。



<文・宮本直毅>
ライター。アニメや漫画、あと成人向けゲームについて寄稿する機会が多いです。著書にアダルトゲーム30年の歴史をまとめた『エロゲー文化研究概論』(総合科学出版)。『プリキュア』はSS、フレッシュ、ドキドキを愛好。
Twitter:@miyamo_7

単行本情報

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