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【日刊マンガガイド】『デストロ246』第4巻 高橋慶太郎

2014/07/29


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『デストロ246』第4巻
高橋慶太郎 小学館 \552+税
(2014年7月18日発売)


シリアスな設定と緻密な兵器描写、ちょっと不思議なセリフまわしで、マンガ・アニメともども人気を博した『ヨルムンガンド』の作者・高橋慶一郎が、「カワイイ女の子を描きたい」という己の欲を前面に押し出して放つ逸品。
フェチで残虐な、ドーパミン出まくりの本作は、ほかのマンガでは得られない独特の快楽にあふれている。

ご主人様の家族殺害犯を捜し出すべく、メイド殺し屋・翠と藍が日本にやってくるところから始まった本作。最新4巻では、表の世界で生きる天才女子高生・一ノ瀬葉子が作り出した“デジタルドラッグ”をめぐる争いが勃発する。
彼女を守るのは、日本の国家機関が飼う殺し屋・伊万里。対して彼女を消そうと動き出すのは、財閥の一級殺し屋・沙紀。そして“デジタルドラッグ”を手に入れたい、ヤクザの苺たちと、日本に舞い戻ったCIAの殺し屋・紅雪。
その争いに、自らの目的一直線の、翠と藍が加わる……って、これぞ極限状態の「女の園」!

殺し屋にボディガード、やくざに情報機関……登場人物(=ツワモノ)はすべて、女、女、女!! おまけにJK!!
破壊的かつ凶暴的に強く、美しく、ときに冷静、おまけにスケベ。そんなイッちゃってる彼女たちが、首都圏を舞台にバリバリのガンファイトを展開するのだ!
男は“マト”か、モブキャラのみの徹底ぶりで、しかも全員決まって地獄行き。

これまで複数のエピソードを紡いできたキャラたちが、総動員で動き出す転換点の1冊。
数少ない男たちも退場し、極限まで純化する「女の園」を堪能すべし!



<文・沼田理(東京03製作)>
マンガにアニメ、ゲームやミリタリー系などサブカルネタを中心に、趣味と実益を兼ねた業務を行う編集ライター。

単行本情報

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