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【インタビュー】『中間管理録トネガワ』【祝!『このマンガがすごい!2017』オトコ編1位!!】 ついにカイジ本人が登場かっ!? 『トネガワ』今後の展開に兵藤会長もご満悦っ‥‥!!

2017/01/09


人気漫画家のみなさんに“あの”マンガの製作秘話や、デビュー秘話などをインタビューする「このマンガがすごい!WEB」の大人気コーナー。

今回お話をうかがったのは、『中間管理録トネガワ』の萩原天晴、三好智樹、橋本智広の3名の先生方!

大人気マンガ『賭博黙示録カイジ』のスピンオフという話題性だけにとどまらず、利根川と黒服たちが織りなす圧倒的なギャグが人気となり、ついに『このマンガがすごい!2017』オトコ編第1位にまで登りつめました!
しかし、スピンオフ作品が第1位を獲得するのは、じつに異例!
いたるところでざわ‥ざわ‥と聞こえていたとか!?

本誌では『トネガワ』誕生の経緯や、原作・作画チームのワークフロー、さらに福本伸行先生からの僥倖コメントも!

本誌では『トネガワ』誕生の経緯や、原作・作画チームのワークフロー、さらに福本伸行先生からの僥倖コメントも!

『このマンガがすごい! 2017』
『このマンガがすごい!』編集部(編) 宝島社 ¥520+税
(2016年12月10日発売)

前回は萩原先生、三好先生、橋本先生の3名に『トネガワ』がいかにして生みだされているのか、本作の名バイプレイヤー、黒服たちが繰り広げる爆笑ネタのヒミツなどをうかがいました。

<インタビュー第1弾>
【インタビュー】『中間管理録トネガワ』【祝!『このマンガがすごい!2017』オトコ編1位!!】 天下をとった悪魔的スピンオフ作品は、福本先生の圧倒的な〝チェックなし〟から生まれた‥‥っ!?

今回は『カイジ』本編とのつながりや、本作ならではの独特な福本節のルーツなど、『トネガワ』について圧倒的に深く掘り下げてお聞きしたっ‥‥。これぞ際の際っ‥‥!

原作:萩原天晴

宮崎県出身。『さぼリーマン 飴谷甘太朗』(講談社)の原作でデビュー。

作画:三好智樹

北海道札幌市出身。『中間管理録トネガワ』(作画)でデビュー。

作画:橋本智広

愛知県出身。パチスロマンガなどを執筆。

悪魔的遊戯版の「プロジェクトX」?

――本作は『カイジ』本編に出てきた「限定ジャンケン」などの舞台裏というか「プロジェクトX」的な側面があります。

萩原 最初の打ち合わせの時に「限定ジャンケンなどの異様に手のこんだイベントを開催するのには、きっと様々なトラブルがあったに違いない」という話になりまして。しかもそのトラブルは「企画会議がうまく進行しない」というような、いわゆる社会人の抱える〝あるある〟的な問題で……と、たくさんアイデアが出て盛り上がったんです。

このグダグダな感じ‥‥サラリーマンなら誰もが味わいますよね!?

このグダグダな感じ‥‥サラリーマンなら誰もが味わいますよね!?

――社員旅行や会議風景は、サラリーマン〝あるある〟ですね。

萩原 僕はサラリーマン経験がないので担当さんの実体験を参考にしていて、会議のシーンも担当編集さんが、編集会議で実際に見聞きした話をもとにしてます。

すべてパー、水の泡‥‥圧倒的に無駄っ!!

すべてパー、水の泡‥‥圧倒的に無駄っ!!

――連載開始時点では、どのくらい先までストーリーを想定していたのでしょうか?

萩原 限定ジャンケンの企画会議や準備を重ねて本番を開催する……という、おおまかなストーリーラインは決めていました。でも、具体的なネタは毎月の打ち合わせのなかで決めていきました。

――連載開始後、読者の反応は気になりましたか?

萩原 原作とのギャップに、『カイジ』ファンの方はどう思うだろう……と心配してましたが、僕の知るかぎりでは、みなさん寛容な精神で読んでくださっているようで、安心しました。

三好 やはりインパクトはあったようですね。連載前の反応とは、いい意味で違っていました。作画の反応もよくて、ここまで肯定的に受け取ってもらえるとは思ってませんでした。

橋本 連載前の想定などは、何もしていませんでした。なので、反響の大きさに、ただただキツネにつままれたような気分です。今も。

福本チルドレンの放つ独特な〝福本節〟

――いわゆる福本節というか、独特ないい回しがあるじゃないですか。あれは難しくないですか?

萩原 うーん。ただ僕は小さい頃から福本作品に触れてきていたので、意識して福本節に寄せようとしなくても、案外自然と出てきたんです。

こんなセリフが自然に‥‥まさに福本チルドレン!

こんなセリフが自然に‥‥まさに福本チルドレン!

――最初に触れた福本作品はなんですか?

萩原 小学生の頃に初めて読んだのが『銀と金』(双葉社)です。この作品からは絶大な影響を受けています。

――苦労されている点は?

萩原 苦労しているところは特にありませんが……、あえていえば、連載始まってすぐのころは、福本先生の絵柄でネームを描くのが難しかったですね。

――限定ジャンケンとか焼き土下座とか、あまたある原作内の要素からこれらをピックアップした理由はなぜでしょうか?

萩原 原作で利根川が関わったゲームは、できるだけ作品内に登場させたいと思っています。

――ちなみに最新の4巻では、とうとう「限定ジャンケン」が始まりました。このままカイジ本人が出てくる予定は?

最新第4巻では利根川おなじみのセリフがついに炸裂‥‥!

最新第4巻では利根川おなじみのセリフがついに炸裂‥‥!

萩原 あくまで本作は前日譚なので、カイジを出す予定はありません。ただ、たとえば遠藤のように、それ以外のキャラクターは、登場するかもしれません。もしかすると原作で有名な「優しいおじさん」[注1]とかは、出てくるかも……です。

――なるほどっ‥‥! 今後の展開‥‥、注視しますっ‥‥!

取材・構成:加山竜司


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本誌では、萩原、三好、橋本先生の貴重なインタビューがたっぷり8Pも掲載されている『このマンガがすごい!2017』が、現在好評発売中です!
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  • 注1 「優しいおじさん」  『賭博破戒録カイジ』(講談社)の登場人物。帝愛グループの黒服の男で素性や氏名は不詳。カイジの人のよさや甘さに呆れるも、ポケットマネーから無償でお金を差し出す優しい人。『カイジ』の登場人物のなかでは数少ないいい人として人気がある。

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