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『シャーリー』(森薫)ロングレビュー! 11年ぶりに会えた心優しきブルネット(黒髪)メイド

2014/10/29


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『シャーリー』第2巻
森薫 KADOKAWA/エンターブレイン \620+税
(2014年9月13日発売)


表紙だけ見て、萌えマンガか……とスルーしていた人(私です)も、ちょっと待った~!
「メイドもの」といっても、こちらは本家本元。

20世紀初頭、エドワード朝時代のイギリスを舞台に女主人とそのメイドのひとつ屋根の下の共同生活を描いたものだ。
もともとは著者がデビュー以前に描いていた同人誌作品で、2003年に単行本となって発売。今回発売された第2巻は、2006年以降に商業誌で不定期に発表されていたのをまとめたもので、第1巻からはじつに11年の歳月が流れたことになる。

目に映るものすべてが新鮮。そんなシャーリーの姿を見ているだけで、こちらまでホッコリ、幸せになれるのです。

目に映るものすべてが新鮮。そんなシャーリーの姿を見ているだけで、こちらまでホッコリ、幸せになれるのです。

読み比べると、絵柄こそ飛躍的にうまくはなっているが、その世界観はまったくと言っていいほど変わっていないことに驚かされる。
天涯孤独で仕事ぶりはまじめ、あくまでおとなしく控えめだが、人目のないところでは子どもらしい無邪気さを見せるシャーリーと、上流階級の出身ながらカフェを経営するキャリアウーマンで、楽天家だが年齢なりの憂いも隠し持つベネット。
ダンス、音楽、ファッション、恋愛……。シャーリーがベネットを通して初めてかいま見る、大人の世界への憧れ。穏やかで何気ない日常をキラキラと輝かせる、無垢で健気な眼差し。

恋も結婚も今はまだ待って。この穏やかな幸せが続いてほしい……。

恋も結婚も今はまだ待って。この穏やかな幸せが続いてほしい……。

単行本情報

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