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【内部告発!?】『翔んで埼玉』ヒットの秘密を追っていたら、編集部とハロプロのとんでもない“秘密”が……!? 【B級ニュース】

2016/05/24


複雑化する現代。
この情報化社会では、日々さまざまなニュースが飛び交っています。だけど、ニュースを見聞きするだけでは、いまいちピンとこなかったりすることも……。
そんなときはマンガを読もう! マンガを読めば、世相が見えてくる!? マンガから時代を読み解くカギを見つけ出そう! それが本企画、週刊「このマンガ」B級ニュースです。

今回は、「『このマンガがすごい!』のこのハロプロ推しがすごい!?」について。


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『泡沫サタデーナイト!』
モーニング娘。'16 ZETIMA ¥1,000+税
(2016年5月11日発売)

みなさん、『翔んで埼玉』もう読みました?

なんと55万部を突破したそうである。
すごいね!
出版不況の昨今、だれもがヒットの要因を知りたいところではないだろうか。

そんなおり、さっそく「東洋経済オンライン」様が取材をしてくれたのだ。
……が、『翔んで埼玉』の担当編集者(「このマンガがすごい!」の編集長)は、巧妙に話をはぐらかすばかり。終始ボンヤリとした回答を続け、結局“ヒットの要因”を明かさずじまいであった。それどころか、みずからハロオタをカミングアウトしているだけというポンコツっぷり。
まあ、編集長氏はポンコツだかトンコツだかよくわからない風貌をしているのだが、東洋経済オンライン様におかれましてはご苦労様としか言いようがない。

だが、ちょっと待ってほしい。

東洋経済オンラインの記者様がわざわざ「神木隆之介」や「AKB小嶋陽菜」の例を出しているのに、それに対してわざわざ「アンジュルム」や「モーニング娘。」の名前を持ちだしているのである。
これは怪しい。
もしかしたら「このマンガがすごい!」編集部とハロー!プロジェクトのあいだには、ただならぬ関係があるのかもしれないッ!

といったわけで今回は、「このマンガがすごい!」編集部が発行している書籍やムックを精査することで、編集部とハロプロの“黒い交際”を、センテンス・スプリング的に、何リークスかよくわからないけど、この場を借りて告発していきたい。

社会派ッ!!


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『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』
魔夜峰央 宝島社 ¥700+税
(2015年12月24日発売)

そもそも編集部は、なぜ『翔んで埼玉』に目をつけたのか。

『翔んで埼玉』は30年前に刊行されたっきり、知る人ぞ知るマニアックな作品となっていた。そこに再び脚光を当てたのである。
それには理由がある。

それは℃-uteの存在だ。

なにしろ℃-uteは、メンバー5人のうち4人までもが埼玉県出身である。
つまり『翔んで埼玉』には、℃-uteへのメッセージが隠されていると見て間違いない。
とはいえ『翔んで埼玉』は埼玉県を強烈にdisるマンガ。
むしろ℃-uteに対するネガティブメッセージではないか……と疑ったが、そこで浮上してくるのが、埼玉県出身ではない唯一のメンバーの鈴木愛理である。彼女は同グループでメインボーカルを務めるだけでなく、女性誌「Ray」(主婦の友社)で専属モデルを務め、男女問わず抜群の人気を誇っている。

ということは、『翔んで埼玉』のリバイバルには、“鈴木愛理激単推し”の裏メッセージが潜んでいるわけだッ!!
これは書籍の私物化以外のなにものでもないッ! 編集長氏、なんたる卑劣漢!

やれ“dis”とか、やれ“推し”とか……何故人は争うんだろうね


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『このマンガがすごい! 2016』
『このマンガがすごい!』編集部(編) 宝島社 ¥520+税
(2015年12月10日発売)

さて、同編集部の“顔”といえば、もちろん『このマンガがすごい!』本誌である。

期間内(前年10月1日~当年9月30日)に単行本が発行されたマンガ作品を対象として、芸能人、評論家、書店員、学生……といった様々な選者に投票してもらい、その集計結果をオトコ編とオンナ編にわけてランキング形式で発表する定番企画だ。
現在刊行されているのは『このマンガがすごい! 2016』。毎年発行される年度版であるため、その年にブレイクした作品が上位にランクインしやすい傾向にある。過去の順位を振りかえれば、その年の流行が垣間見えてくるのも本誌の特徴といえるだろう。

そして年度版といえば、モーニング娘。にほかならない。
グループ名に西暦の下二桁を付すようになり、現在の正式なグループ名は「モーニング娘。'16」となっている。
道重さゆみリーダー時代の'14、鞘師里保卒業のあった’15、、鈴木香音卒業の'16……と、その年の出来事が思いだせる仕組みになっている。

本誌とモーニング娘。、この奇妙な符号はいったい何を意味するのかッ!?
なによりも現在同グループでサブリーダーを務めている飯窪春菜は、いまから3年前の『このマンガがすごい! 2013』で選者になった事実を忘れてはならない。

これは怪しい。
疑念は深まるばかりだ。
そもそも「このマンガがすごい!WEB」にしても、土曜の夜にコンテンツがアップされることが多い。最近では藤田和日郎先生インタビューの第3弾がそれだ。まったくもって「このマンガがすごい!」もモーニング娘。も、泡沫サタデーナイトなのである。


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『「怪獣酒場」大図鑑』
怪獣酒場店長 バルタン星人(企) 宝島社 ¥1,600+税
(2016年2月15日発売)

そういえば同編集部は、アニメや特撮がらみのムック本も手がけてきた。
『仮面ライダー』や『ウルトラマン』が題材になることが多く、今年2月には『「怪獣酒場」大図鑑』が発売されたばかりだ。
「怪獣酒場」とは『ウルトラマン』シリーズをモチーフにしたコンセプト居酒屋である。店内内装の元ネタを解説したり、メニューから見る怪獣図鑑を載せたり、ファン必見のムック本といえるだろう。

だが同書では、特別企画として、アンジュルムのリーダー・和田彩花と3期メンバー相川茉穂(あいあい)のスペシャル対談を掲載しているのだッ!
たしかに相川茉穂は、火星に取り残された宇宙飛行士がサバイバルする映画『オデッセイ』を見ても「一瞬ジャミラ………?とか考えたりしました」(アンジュルム新メンバーブログの2016年2月10日の記事より引用)といった感想を述べるほどのウルトラマン・フリークである。
とはいえ、この企画はあまりに露骨ッ!
編集部とハロプロの癒着を示す明確な物証といえるだろう。

なお、宝島社からは様々なムック本が、今後も次々続々とリリース予定だ。ごち。


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『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
漫画:大谷紀子 原作:七月隆文

では、現在編集部が力を入れている作品はなにか?

編集部とハロプロの“黒い交際”が事実であるならば、そこから類推すべきであろう。
編集部のパワープッシュ、それは『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のはずだッ!

七月隆文による原作小説は100万部を突破。すでに実写映画化が発表されており、福士蒼汰と小松菜奈がキャスティングされている。
そして「このマンガがすごい!WEB」では、大谷紀子による同作のコミカライズが絶賛連載中。本サイトの「マンガを読む」を選べば、最新話を読むことができるのだ。

大谷先生の描くヒロインの、なんと魅力的なことかッ!!
怒濤のメディアミックス戦略、それはまさしくJUICE=JUICEと同じである。
JUICE=JUICEは朝井リョウ原作のドラマ『武道館』(フジテレビ系列)に、アイドルグループ「NEXT YOU」役として出演。ドラマにあわせて「JUICE=JUICE」ではなく「NEXT YOU」名義で曲もリリースした。 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』こそ“次に来る”作品、NEXT IS YOUというわけである。今後も『ぼく明日』から目が離せない。


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『このマンガがすごい!Comics 肉大好き!』
久住昌之、水沢悦子、うえやまとち、東村アキコ、野中英次、
泉昌之、迂闊、寺門ジモン、刃森尊、ラズウェル細木、市川ヒロシ、
松井雪子、富沢順、ハーロマ、具光然 宝島社 ¥590+税
(2016年5月23日発売)

「このマンガがすごい!」責任編集には、さまざまなマンガからテーマに沿ったエピソードを抜粋したアンソロジー・コミックスのシリーズがある。

これまで「このマンガがすごい! comics」レーベルからは、『ラーメン大好き!』『カレー大好き!』と発行されており、5月21日には『肉大好き!』がリリースされたばかりだ。
過去の作品を掘りおこし、あらたなテーマと装いでお届けする……という意味では、カントリー娘。をリニューアルしたカントリーガールズと一緒だ。
プレイングマネージャーに“ももち”こと嗣永桃子を据え、ハロプロ研修生から若いメンバーを続々と起用したグループである。

曲調も80年代のアイドルポップスを彷彿とさせるものが多く、まさにカントリーガールズは温故知新型アンソロジーアイドルグループであり、『大好き!』シリーズはそのコンセプトを踏襲しているのだ。
ラーメンとかカレーとか肉とか、どれもこれもブギウギLOVE状態である。


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『このマンガがすごい! comics ひとり暮らしの小学生 江の島の夏』
松下幸市朗 宝島社 ¥700+税
(2016年5月25日発売)

また、「このマンガがすごい!」は新人作家の発掘にも精力的だ。
『ひとり暮らしの小学生』(松下幸市朗)のように、新人作家の単行本化も実現している。
Amazonの「kindleストア4コマまんが部門」で第1位に輝いたこともあり、単行本はフルカラーで刊行された。まさに期待の新人である。
発売を記念して、ただいまWEB上で毎週マンガを無料公開中だ。気になる方はこちらをクリック

ハロプロのほうも、昨年の日本レコード大賞では、こぶしファクトリーが最優秀新人賞を獲得したばかり。
これまで1998年にモーニング娘。、2007年に℃-ute、2010年にはスマイレージ(現在はアンジュルム)が同賞を受賞しており、新人育成に力を入れるのがハロプロ・イズム。
さらには、つばきファクトリーもメジャーデビューを控えている。

「このマンガがすごい!大賞」という新人賞も8目を迎え、宝島社もますますチョット愚直に!猪突猛進の勢いで新人育成に力を注いでいる。


事ここに到り、「このマンガがすごい!」編集部とハロプロの結びつきは、もはや疑いようのない事実として確定したようなものである。
一般書籍を発行しているように見せかけ、日本全国総ハロオタ化に向けての洗脳工作をしているのだッ! 
おそるべし「このマンガがすごい!」編集部ッ!!

……で、『翔んで埼玉』はなんでバカ売れしたの?



<文・加山竜司>
『このマンガがすごい!』本誌や当サイトでの漫画家インタビュー(オトコ編)を担当しています。
Twitter:@1976Kayama

単行本情報

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