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祝結婚・上野樹里におくる、のだめが姑に“レミパン”で殴られない方法――嫁姑円満マンガ 【B級ニュース】

2016/06/01


複雑化する現代。
この情報化社会では、日々さまざまなニュースが飛び交っています。だけど、ニュースを見聞きするだけでは、いまいちピンとこなかったりすることも……。
そんなときはマンガを読もう! マンガを読めば、世相が見えてくる!? マンガから時代を読み解くカギを見つけ出そう! それが本企画、週刊「このマンガ」B級ニュースです。

今回は、「上野樹里、TRICERATOPS和田唱と結婚」について。


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『のだめカンタービレ』第1巻
二ノ宮 知子 講談社 ¥400+税
(2002年1月8日発売)

上野樹里が結婚を発表したぞッ!

上野樹里といえば『のだめカンタービレ』(二ノ宮知子)ののだめ役、『笑う大天使』(川原泉)の司城史緒役、『奈緒子』(坂田信弘・作、中原裕・画)の篠宮奈緒子役など、マンガ原作の映画に何度も出演してきた女優さんだ。 お相手は、ロックバンド「TRICERATOPS(トライセラトップス)」のボーカル・和田唱。あの料理研究家・平野レミの息子さんでもある。

これはどういうことか。

のだめが台所でヘマをしたら、レミパンでぶん殴られるかもしれないのだッ!

ギャボ――――!

やはり嫁と姑の関係は、どこの家庭にとっても大問題。
そこで今回は、マンガで描かれた“嫁と姑の関係”を探り、上野さんと平野さんに勝手にオススメするという “大きなお世話”企画でお送りするのデス。


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『高台家の人々』第1巻
森本梢子 集英社 ¥419+税
(2013年9月25日発売)

まずオススメしたいのは『高台家の人々』(森本梢子)。

主人公の平野木絵は、平凡で地味でどこにでもいそうな29歳のOLだが、突拍子もない妄想を膨らませるのが大好き。あるとき、木絵の会社にニューヨーク支社から高台光正が帰国してくる。光正は祖母がイギリス人のクォーターで、高台家は元華族の名家。光正はT大卒でオックスフォードに留学していた経験を持つイケメンエリートで、他人の心が読めるテレパス能力を持っている。
他人の本心がわかってしまうため、あまり深く他人とつきあうことをせずに距離を置きがちであったが、木絵のアホみたいな妄想(と素直な心)に触れ、木絵にひかれていくのであった。

やがて木絵と光正は結婚を約束するが、光正の母・由布子はこの結婚に猛反対。
由布子はテレパス能力は持たないものの、歯に衣着せぬ物言いをするタイプ。悪気はないものの、ズケズケと直言して他人を傷つけてしまう。木絵を料亭に呼びだしては、光正との結婚をあきらめるようにさとすのであった。

とはいえ、由布子はしだいに木絵のよさを知り、じょじょに結婚を認めるようになっていく。
由布子は木絵を高台家の嫁にふさわしくするために、生来の面倒見の良さを爆発させ、様々な習いごとを木絵に課すのであった。
いわば『マイ・フェア・レディ』風味のサリヴァン先生のようだが、この2人の“嫁と姑”関係が楽しい。

なお、『高台家の人々』は今週末の6月4日から実写映画が公開される。平野木絵役は綾瀬はるかで、由布子役は大地真央。
大地真央のツンデレ義母役に大注目だ。


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『うる星やつら 新装版』第1巻
高橋留美子 小学館 ¥390+税
(2006年11月17日発売)

高橋留美子『うる星やつら』では、ヒロインのラムは諸星あたるの家に“おしかけ女房”状態になる。そのため、ラムとあたるの母親は“嫁と姑”の関係になるわけだ。

なお、ラムは鬼族の娘であり、鬼族は人間とは味覚が異なるので、ラムの手料理は猛烈に辛い! 今風にいえば「飯マズ嫁」になるのだが、あたるの母はラムのことをじつの娘のようにかわいがっている。
ラムは「お母様」と呼ぶほどあたるの母になついており、母はラムのことを「ラム」と呼び捨てにするほど。これ以上ないほど理想的な「嫁と姑」の関係といえるだろう。

もし仮に上野樹里が、ピザ味のケーキを作るのだめのような「飯マズ」であったとしても、レミパンを「お母様」と呼んで積極的に慕っていけば、きっと無問題だっちゃ!


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『ドラゴンボール』第36巻
鳥山明 集英社 ¥400+税
(1993年11月発売)

だれもが知ってるあの『ドラゴンボール』(鳥山明)にも、嫁姑の問題は描かれている。

サタンシティのオレンジスターハイスクールに進学した孫悟飯は、グレートサイヤマンとして町の治安を守っていたが、クラスメイトのビーデルに正体がバレてしまい、「舞空術」を教えることに(第36巻「其之四百二十八 ビーデルさんの舞空術」)。
悟飯の母・チチは、初めて会ったビーデルに対して「お礼だとかいって悟飯ちゃんにエッチなことすんじゃねえだぞ!」と言い放つほど、第一印象は最悪。

しかし、一緒に昼飯を食べたあとには、もう「いつ結婚すんだ!?」となるのだから、同じ食卓を囲むことで人間(やサイヤ人)は打ち解けるものである。
まあ、チチの場合は、ビーデルの家が金持ちであると知ったから、という側面もあるのだが……。


といったわけで、嫁と姑が円満になるヒケツは、やはり「一緒に食事をする」ことにあるようだ。
平野レミの料理を家族みんなで囲めば、まったく問題なさそうではないか。

上野さん、和田さん、末永くお幸せに!



<文・加山竜司>
『このマンガがすごい!』本誌や当サイトでの漫画家インタビュー(オトコ編)を担当しています。
Twitter:@1976Kayama

単行本情報

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