「なぁ、羽のおじちゃん。おいら人間の子どもに、魔法を教えてやりたいんだ」
一匹の火吹き竜が、魔法を操る猫たちと暮らしていた。竜は、この森で猫に育てられたのだ。竜の寿命は永い。兄弟猫はとっくに眠りに就き、その子猫が育ち、また新たな命が生まれる。永きにわたり森の猫を守り育てる竜を、猫たちは「羽のおじちゃん」と呼び、人間には畏怖と敬意を込めて「猫竜」と呼ばれていた……。
超人気ファンタジー『猫と竜』第3話が、
「このマンガがすごい!WEB」で本日、公開されました!!
原作は「小説家になろう」にて、短編として異例の日間ランキング第1位! 気になる内容とは……?
『猫と竜』
アマラ(著) 大熊まい(イラスト) 宝島社 ¥1200+税
(2016年4月22日発売)
1匹の母猫によって育てられた火吹き竜。ある理由から極度の人間嫌いとなった竜は、母猫への恩を返すかのように森の猫たちに寄り添い続けた。森の猫たちは十猫十色。人間の王子と冒険の旅に出たり、街に暮らし人間観察、少女に魔法を教えたり……。
そんな好奇心旺盛な猫たちを竜は助け、見守り続ける。そして初めは人間を嫌っていた竜も彼らを通して人間を知り、やがて……?
どんな物語が展開していくのかは、ぜひ、コミカライズ連載でチェックしてください!
本日から無料公開の最新第3話!!
本日公開の第3話を、ちらっとご紹介します!
舞台は、第2話の魔法学校から、第1話の王国近くの森へ再び戻ります。
この森で竜は、何十年にもわたり猫たちの親代わりをし、子猫たちに狩りと魔法を教えていました。
そして今年も出産の季節。
竜のもとに、新たに身ごもった2組の猫たちがやってきます。
しかし――――
身ごもったメス猫の1匹が、足に大きなけがを……!?
話を聞いてみると、どうやら猫の毛皮を狙ったハンターたちにやられたものだといいます。
「また人間か……!」
毛皮を狙ったハンターの手で、過去に家族の猫たちを殺された竜は、怒り心頭!!
そして家族に手をだした人間に制裁を加えるべく、即座に飛びたちますが……?
……おやおや、すでにハンターたちは、魔法で懲らしめられている様子。
大事に至らずハンターたちを生け捕りにし、森近くの王国に引き渡して一件落着……かと思いきや、一難去ってまた一難。
お次は母猫の1匹が突然の破水、そしてもう1匹にも陣痛が!!!!?
次から次へと襲いかかるトラブルに、竜と猫たちはてんやわんや!!
ドタバタ続きのなか、いったいどんな子猫たちが生まれてくるのでしょうか?
……と、ご紹介はここまで!
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