365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。
8月24日はニアの誕生日。本日読むべきマンガは……。
『DEATH NOTE』第9巻
大場つぐみ(作) 小畑健(画) 集英社 ¥390+税
本日は、マンガ『DEATH NOTE』に登場するキャラクター・ニアの誕生日だ。
名前を書かれた者が命を落とすデスノートを使って犯罪者を裁く「キラ」こと夜神月(やがみ・らいと)。それに立ち向かう者のひとりとして、ニアは第2部より劇中に登場する。 第1部でキラと戦いを繰り広げた世界トップクラスの名探偵・Lの後継者を育てるための施設であるワイミーズハウスで、もうひとりの後継者候補であるメロとともに育ったニアは、メロが人質交換などの手段を選ばない方法でキラを追いつめるなか、キラ対策機関SPKを結成して捜査に臨んだ。
子どもっぽい外見に反し、冷静さと頭脳でキラを追いつめていき、Lの後継者にふさわしい推理力で物語にケリをつけたニア。そんな彼だが、現在世に出ている実写化作品では、オリジナルそのままの姿・設定で登場していない。
2008年に公開された、Lを主役とするスピンオフ映画『L change the worLd』では、名前だけが同じの別人として登場し、昨年放映されていたドラマ版では、メロというもうひとつの人格を抱えた多重人格者という設定で描かれている。
10月公開の映画『デスノート Light up the NEW World』や、2017年Netflixにて配信予定のオリジナル映画『デスノート』にて、本作のキャラクターたちがどのようなアレンジを施されて登場するかは大きな見どころとなるだろう。
<文・山田幸彦>
91年生、富野由悠季と映画と暴力的な洋ゲーをこよなく愛するライター。怪獣からガンダムまで、節操なく書かせていただいております。
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