そのほか、デート時に選ぶ店の間取りも、その後の抱ける・抱けない問題に大きく寄与することも提示。
パーソナルエリア(他人に近づかれると不快になる空間)が自然と重なるような間取りの店が、いわゆる“ヤレる店”だという出川くんの論には納得しました。
さらにはゲス不倫に適した驚きの間取りなんてのも!
こんな感じで、「あの娘とのセックスに近づくためにやるべきこと」を、さまざまなケースで教えてくれる目から鱗の逸品。
松本救助の描くカップルたちの艶っぽさも見所のひとつであり、読んでいるだけでムラムラして実践したくなることうけあい。
さぁ、「君にもっと近づきたい」と雄弁にアピールする部屋づくり、さっそく始めようではありませんか。
ちなみに、前段階の“部屋に連れこむまで”のテクニックはオミットされているので要注意。なにしろヤレる間取りについて熱弁する出川くん自身、じつは長い間、彼女がいないそうで、「入口からセックスまでの動線」を完璧に仕上げた部屋は宝の持ち腐れ状態なのだとか。
世の男子たち、みんながんばれ~。
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<文・奈良崎コロスケ>
中野ブロードウェイの真横に在住。マンガ、映画、バクチの3本立てで糊口をしのぐライター。