『囀る鳥は羽ばたかない』ヨネダコウ(大洋図書) 【Amazon】
オススメボイス!
■ヤクザライターの鈴木智彦氏がハマっていると読み、初めて手にしたBLだったが、今巻でついに大きく動いた! ここまで4巻かけて想いや人間関係のアヤが紡がれたぶん、濃やかで熱く、体だけでない心の機微が、ひと巻の半分かけてジックリ描かれる。それでも不穏な影がよぎるし、悪気なかったり悪気アリアリだったりいろいろな人物が主人公を追い詰める。痛みでしか世の中を捉えられなくさせられてしまった虐待の影に気づいてしまった主人公。ヤクザパートも、男の意地と情が入り乱れ展開。この重厚なドラマ組み立てと繊細なのにワイルドな絵は、本職ヤクザまわりの心もつかむなあと納得。タイトルの意味が明らかになる時は近いのか、続刊待ちたい(澤水月/報道勤務、ライター、平山夢明mixiコミュ管理人)
『高嶺の蘭さん』餡蜜(講談社) 【Amazon】
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■餡蜜先生の作品は毎度楽しみなのですが、キリッとした高嶺の花なヒロインと、ふんわり明るいお花屋さん系男子という組あわせが相性抜群で、幸せな気持ちにさせられました( いづき/ブログ「およよめ」管理人)
『メシノトモ』清水しの(新潮社) 【Amazon】
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■おいしいゴハンを食べるだけの友だち。こんな友情もあるんだと思える作品です(宮脇書店 本店/コミック担当)
『腐女子ぐらし ~全力ド修羅場ルームシェア!魔窟201~』藤峰式(KADOKAWA) 【Amazon】
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■腐女子同士でルームシェア、マンガ描き倒しって、楽しそうすぎて危険。「あべちゃん」が正直“役立たずさん”なんですが、強烈なキャラ。ある意味で癒し度が高くて最重要人物に見えてくる。……実在するってマジですか??(和智永妙/ライターたまに編集)
『制服のラグナロク』紗与イチ(画)緑川光(作)(講談社) 【Amazon】
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■かの有名な声優・グリリバ(緑川光)さん原作ときいて。作画も綺麗で、テンポよく読みやすかったです。このプロモートのために、緑川さんがTwitter始めたのもうれしかった(穂高茉莉/楽器店店員)
みなさん、おすすめの1冊は見つかりましたか?
それではまた、次回のランキング記事をお楽しみに!