『金の国 水の国』『マロニエ王国の七人の騎士』岩本ナオ先生 画業15周年記念!
「このマンガがすごい!2017オンナ編」1位に輝いた『金の国 水の国』や、『マロニエ王国の七人の騎士』(2年連続で「このマンガがすごい!2018オンナ編」1位を獲得!)などで知られ、つくりこまれた作品世界と、小物や衣装、背景など細部まで描きこまれた繊細な描写で、数々の読者を魅了してきた岩本ナオ先生。
そんな岩本ナオ先生がこの度、画業15周年を迎えられたことを記念し、これまでのあらゆる仕事をまとめた、『岩本ナオ 古今東西しごと集』が発売されました!
『岩本ナオ 古今東西しごと集』
岩本ナオ 小学館 ¥1,400+税
(2019年4月10日発売)
今回は、岩本ナオワールドをより楽しめる見どころをいくつかご紹介しちゃいます!
思わずため息が出るほど美しい、歴代カラーイラストの数々
岩本先生が描くカラーイラストは、水彩画のように鮮やかで美しく、宝物のようにとっておきたくなるようなものばかり。
本書では、初連載作品となった「スケルトン イン ザ クローゼット」から現在「月刊flowers」で連載中の「マロニエ王国の七人の騎士」までのカラーイラストを掲載!
さらに、「マロニエ王国の七人の騎士」の第3巻のカバーイラストの製作風景も、岩本先生の解説つきで掲載。
1枚のイラストが完成するまでに、膨大な時間と工程を重ねて仕上げられていくその過程に脱帽すること間違いなし!
特に絵の具をもちいて、色を重ねあわせて塗っていく彩色作業は、なんと一発勝負。
長時間におよぶ彩色作業で完成した複雑な色合いから、岩本先生の気合いがひしひしと感じられます。
心あたたまる読み切り短編も
本書では、単行本未収録の読み切り短編も4本収録!
とある国の青年と、ザクロの木との結婚を描いたお話や、高校生の青春を描いたお話など、どれも読後に心がじんわりあたたかくなる、とっておきのお話ばかりです。
予告カットや特典ペーパーな貴重なカットもあますことなく紹介
さらに、雑誌にて掲載された予告カットや、書店やイベントなどで描かれた、貴重なイラスト&カットも収録。
このほか、Twitter上で掲載されたイラストや、コミックエッセイ、未発表ラフ画・トリビュートイラストなども掲載されているんです!
(特に「町でうわさの天狗の子」と「金の国 水の国」がコラボしたイラストは必見!!)
これまでの岩本先生の軌跡をたどりつつ、より岩本ワールドを堪能できる、ファンの方なら大満足の1冊です!