注目のイベント続々!!
「Red Bull Music Academy Japan」の、長尾謙一郎さんによる冨田勲さんのポスターが衝撃的。竹取物語の世界に銀河鉄道が走る。そして富田さんの眼鏡は、紛れもなく『クリームソーダシティ』! 長尾先生、新作はいつなのか、愉しみにしてまっせ(今村方哉/レコード会社勤務)
青池保子先生の画業50年を記念した展覧会「青池保子 華麗なる原画の世界」が京都国際マンガミュージアムで開催。一枚一枚の原画の密度、色彩の鮮やかさはぜひ生で見てもらいたい! ちなみにこの展示に合わせて発売されるイラスト集『漫画家生活50周年記念 青池保子 華麗なる原画の世界 「エロイカ」から「ファルコ」まで』は全国書店で買えます。どちらも必見です!(倉持佳代子/京都国際マンガミュージアム研究員)
規模はさまざまですが、「わたしのマーガレット展」(森アーツセンターギャラリー)、「『別マまんがスクール』の成立と鈴木光明展」(米沢嘉博記念図書館)など、マンガ関連の展覧会が大充実。前者ではくらもち先生の『おしゃべり階段』『いつもポケットにショパン』『東京のカサノバ』の原画を食い入るように見ていたら「白線から出ないでください」と係員の方に怒られました。後者ではくらもち先生のデビュー作『メガネちゃんのひとりごと』の原画を誰にも怒られることなく堪能いたしました(現在は展示変え)。くらもち信者的には幸せな10月でありました(小田真琴/女子マンガ研究家)
どう思います!? 表現問題
やはり、イギリスでの、未成年者の性行為を描いたエロマンガ保有が、初めて児童ポルノ所持として罰せられた司法判断ではないでしょうか。所変われば品変わる、国が変われば法も変わるわけで、他国のことをとやかくいう立場にはないですが、被害者がいない創作にまでとやかく言われるようでは息が詰まるかもしれないので、イギリスには住みたくないですね。日本にはそういう国になってほしくないと心から願います(境真良/国際大学GLOCOM客員研究員)
『地獄先生ぬ~べ』が実写化され、いろんな部分で原作とは違う設定になり、ファンとしては賛否両論であった内容になった。そんな『ぬ~べ』原作マンガの作画担当の岡野剛先生による、少年誌で起こっている表現の自粛現象についてのツイートが印象的だった(稀見理都/エロマンガ家インタビュアー)
悲しいけれど……触れておくべきでしょう
CG作家・秋元きつね氏の急逝(さすらい/ブログ「(怒りの以下略)」管理人)
『ハイスコアガール』は決着が見えない状態に。連載再開を望むが、時間かかりそう(soorce/オヤジ漫画系ブロガー)
これにも注目!!
『累』のスピンオフ小説を作者の松浦だるま自身の手で上梓、リリースすることが決定。これってかなり特異なことだと思うし、小説家としての彼女に大注目です(奈良崎コロスケ/博奕・マンガ・映画の3本立てライター)
山上たつひこ&喜国雅彦の異色コラボ『冷馬記』発売(すけきょう/ブログ「ポトチャリコミック」管理人)
『オリジナル版 ゲッターロボ』の刊行。安田!!の生首が拝めます(ガイガン山崎/暴力系エンタメ専門ライター)
ご協力、まことにありがとうございました!