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1月2日は箱根駅伝往路の日 『TRUST! -蒼空のたすき-』を読もう! 【きょうのマンガ】

2015/01/02


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『TRUST! -蒼空のたすき-』第1巻
井上正治 双葉社 \600+税


例年1月2日は箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)の往路がスタート。
大手町の読売新聞東京本社ビル前から芦ノ湖まで107.5キロを、前年大会でシード権を獲得した10校と予選会を通過した10校、計20の大学で競いあうのだ。

今年で第91回を数える由緒ある大会。1956年の第32回から現在の1月2日・3日開催となったので、正月の風物詩としても、半世紀近い歴史を持っている。
ふだんは駅伝に興味なくとも、帰省の際に家族と一緒にテレビを観ながら母校を応援する人も多いだろう。

そんな大学駅伝をモチーフにした本格的な作品が『TRUST! -蒼空のたすき-』だ。
かつて箱根駅伝に出場したことのある父と、長距離ランナーとして将来有望な3歳年上の兄を持つ蒼野颯(あおのそら)は、走るのが大好きな少年。
そんな颯の前に次々と大きな壁が立ちはだかり、一度は走ることを諦めかけたが、夢である箱根駅伝に出場するため、筑摩大学へ入学する。筑摩の駅伝部はかつて箱根で優勝したこともある名門だが、ここ15年は予選会突破すらかなわない状態だった。

作者は1993年から97年にかけて「週刊少年マガジン」で『マラソンマン』を連載した井上正治。その井上が舞台を青年誌の「漫画アクション」に移して描く、久しぶりの長距離ランナーものだ。
いまどき珍しいストイックなスポ根だが、あえてそこにチャレンジし、“熱さ”にこだわって物語をつむいでいる。

エリートから野生児まで、個性あふれる駅伝部のメンバーにもまれ、どんどん進化していく颯。1本の襷を固い絆で繋いでいく駅伝ならではの過酷さ、楽しさが存分に描かれている。
箱根駅伝観戦のおともにぴったりだ。



<文・奈良崎コロスケ>
68年生まれ。東京都立川市出身。マンガ、映画、バクチの3本立てで糊口をしのぐライター。中野ブロードウェイの真横に在住する中央線サブカル糞中年。
「ドキュメント毎日くん」

単行本情報

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