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【きょうのマンガ】7月8日は「ロズウェル事件」が起きた日! おすすめするのは……

2014/07/08


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『シャーマンキング完全版』第27巻
武井宏之 集英社 1,234


1947年7月8日、アメリカ合衆国ニューメキシコ州ロズウェル付近で正体不明の飛行物体が墜落した。 軍のプレスリリースでは「気象観測用気球の墜落事故」と発表されたが、なんと回収に関わった軍関係者が「残骸は異星人の乗り物であった」と証言したとの情報が流れる!
この一件は、世界中の注目を集めることとなり、またたく間に都市伝説化。残骸から、目が大きく小柄な宇宙人(通称「グレイ型宇宙人」)の遺体が発見されたとの噂も流れ、「宇宙人解剖フィルム」なる怪しげなシロモノまで世に出回ることとなった。
そう、本日7月8日は、世界でもっとも有名なUFO事件である「ロズウェル事件」が起きた日なのだ。

この事件(?)は、フィクションの世界でも魅力的なモチーフとして度々引用されている。
なかでも異色な取り合わせは、武井宏之の代表作『シャーマンキング』だろう。

『シャーマンキング』といえば、シャーマン(霊媒師・巫女・呪術者・祈祷師)の王を目指す少年・葉と個性的な仲間たちの冒険と戦いの日々を描き、熱狂的なファンを獲得したものの、雑誌連載では不遇の打ち切りを経験した作品だ。
しかし、連載終了から数年後、描き下ろしの完結エピソードを収録した「完全版」が刊行され、奇跡の復活。その完全版に収録された『シャーマンキング』完結エピソードに、ロズウェル事件にインスパイアされたキャラクターが登場しているのだ。

シャーマンの王を決める戦い「シャーマンファイト」を管理する、ネイティブ・アメリカンのパッチ族十祭司・ラザホーが持つ持ち霊は、なんと地球にたどり着いたグレイ型宇宙人! ミステリーサークルやキャトルミューティレーションなど、UFOや宇宙人に関連した能力を駆使して葉たちと戦った。
ちなみに、パッチ族が霊を用いたオーバーテクノロジーを有していた理由は、なんと墜落した宇宙船から救出したグレイ型宇宙人から得た、という設定が劇中で語られる。救出された宇宙人から米国政府が技術提供を受けているという、「ロズウェル事件」などにつきものの都市伝説そのままだ。

宇宙人の発見を含め、語られているような「ロズウェル事件」のエピソードが実際にあったのかどうかは不明だが、この事件が多くの創作物に強烈なインスピレーションを与えたことは間違いない。
その点で考えると、人類は間違いなく「宇宙人に技術提供を受けた」といえるのではないだろうか。

ちなみに『シャーマンキング』は、完全版の刊行後、「ジャンプ改」に番外編『シャーマンキング0 -zero-』が掲載され、なんと現在は続編『シャーマンキングFLOWERS』が連載中。
ラザホー(と、グレイ型宇宙人の霊)と戦った葉の息子たちが、シャーマンの世界をめぐる新たな謎に挑んでいる。



<文・一ノ瀬謹和>
涼しい部屋での読書を何よりも好む、もやし系ライター。マンガ以外では特撮ヒーロー関連の書籍で執筆することも。好きな怪獣戦艦はキングジョーグ。

単行本情報

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