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5月23日は日本で初めて映画にキスシーンが登場した日 『きぐるみ防衛隊』を読もう! 【きょうのマンガ】

2016/05/23


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

5月23日は日本で初めて映画にキスシーンが登場した日。本日読むべきマンガは……。


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『きぐるみ防衛隊(ガーディアンズ)』第1巻
星野リリィ 講談社 ¥590+税


日本で初めてキスシーンが登場したのは映画『はたちの青春』という作品で1946年のことだという。
「映画倫理規程」が制定される以前の、占領下にあった日本ではGHQによるフィルム検閲が行われており、日本初のキスシーンはその影響を受け、盛りこまれたものだといわれている。

このキスシーンが話題となり劇場は連日満員、そして『はたちの青春』は日本映画の歴史にとって重要な作品となった。

『はたちの青春』から70年。
映画でもマンガでもドラマでもキスシーンは珍しいものではなくなった。

物珍しくはないけれど、それでもキスは特別なもの。欧米のようにあいさつで頬にキスするなんて日本にはない。
そんなキスシーンを嵐のごとく惜しみなく描くマンガ『きぐるみ防衛隊』を読むと、顔を両手で覆いながらも指の間から凝視したくなるような気恥ずかしさとトキメキが生まれる。
「別にキスシーンなんて……ンマー!! こんなに、なんてこと!!」と叫びたくなる。

生徒会長・チガヤに思いを寄せる笹倉はっか、14歳。ある日はっかが学校から帰るとあやしい着ぐるみ「ジンジャー」が立っていた。
宮森のばら、那須五月のもとにもはっかと同様に着ぐるみが。

3人は、別世界の組織「パペットギルド」からこの世界を守るため「ガーディアンズ」としてチガヤによって集められたのだった。
3人は着ぐるみとともに戦うことになるが、着ぐるみは仮の姿。変身の解除(リパーツ)のカギとなるのはキス。着ぐるみの姿に戻すのもキス。

キスも、いつも同じではない。いつもそこには違った想いが読みとれる。
いやいやするキス、安全を祈るキス、お礼のキス、何かを守りたい気持ちのキス。

「みんな違ってみんないい」はキスも同じのようだ。



<文・川俣綾加>
フリーライター、福岡出身。
デザイン・マンガ・アニメ関連の紙媒体・ウェブや、「マンガナイト」などで活動中。
著書に『ビジュアルとキャッチで魅せるPOPの見本帳』、写真集『小雪の怒ってなどいない!!』(岡田モフリシャス名義)。
ブログ「自分です。」

単行本情報

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