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『君は春に目を醒ます』 (縞あさと) ロングレビュー! コールドスリープで「憧れのお兄ちゃん」が、「同級生の男の子」に――。 7年の時を経て繰り広げられる、むずキュンスクールラブ!

2018/01/23


話題の“あの”マンガの魅力を、作中カットとともにたっぷり紹介するロングレビュー。ときには漫画家ご本人からのコメントも!

今回紹介するのは『君は春に目を醒ます』

『君は春に目を醒ます』著者の縞あさと先生から、コメントをいただきました!

著者:縞あさと

現代にコールドスリープの技術があったらこんなこともあるかもしれないな…と、この状況ならではの出来事や関係性の変化を楽しんで描いているので、気楽に読んでいただけるとうれしいです。

『君は春に目を醒ます』
縞あさと 白泉社 ¥429+税
(2017年11月2日発売)


小学4年生の絃(いと)は、近所の7歳年上の千遥のことが大好き。何かにつけ絃に絡んでくる同い年の弥太郎からいつも守ってくれ、王子様みたいにかっこよくて優しくて……。「絃はかわいいよ」なんて、サラッと囁いたり。ところが王道的“年の差恋愛”ものかと思いきや、ここで思わぬフックが入るのだ。

千遥に幼い恋心を募らせていた小学4年生のときの絃。まさか7歳の年の差がゼロになって、彼と肩を並べる日が来るなんて……。

千遥は珍しい病気を患っていると判明、病気の進行を抑えるために人工冬眠(コールドスリープ)に入ることになる。期間は、特効薬が開発されるまで。
入院間際まで、気が弱くて泣き虫の絃を心配していた千遥を思い、絃は「強くなろう」と決意する。

そして、千遥が無事に目を醒ましたのは7年後――。そう、絃と千遥は高校の同じ教室で学ぶ同級生となったのだ。

単行本情報

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