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【大ヒット上映中!!】映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』レビュー! 累計150万部突破のうるきゅんラブストーリーが、福士蒼汰×小松菜奈で実写化!【あのアニ】

2016/12/23



「あの話題になっているアニメの原作を僕達はじつは知らない。」略して「あのアニ」。

アニメ、映画、ときには舞台、ミュージカル、展覧会……などなど、マンガだけでなく、様々なエンタメ作品を取り上げていく「このマンガがすごい!WEB」の人気企画!
そう、これは「アニメを見ていると原作のマンガも読みたいような気もしてくるけれど、実際は手に取っていないアナタ」に贈る優しめのマンガガイドです。「このマンガがすごい!」ならではの視点で作品をレビュー! そしてもちろん、原作マンガやあわせて読みたいおすすめマンガ作品を紹介します!

今回紹介するのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』

12月17日から公開され、今、話題沸騰中の映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』!!
「観終わったあと、涙が止まらない!」「もう1回観なおしたくなる!」など、
感動の声が各所で聞こえている。

京都の美大生・南山高寿(福士蒼汰)は、ある日突然に恋に落ちた。いつもの通学電車のなかで、完全なるひと目惚れ。高寿は、思わずホームに下りた彼女を追いかけていた――。

意外にもスムーズにつきあうことになる2人。これまで恋愛経験がまるでない20歳の高寿と、同い年の福寿愛美(小松菜奈)が毎日デートを重ね、少しずつ距離を縮めていくさまはほほえましく、恋の喜びと初々しさがまぶしい。
「南山さん」「福寿さん」から、「高寿くん」「愛美ちゃん」になり……それが「高寿」「愛美」になるのに時間はかからない。本作はとにかく2人きりのシーンがほとんど。目を交わしあい、甘さと照れくささと幸福感を味わう2人の世界に引きこまれてしまう!

恥ずかしいくらいの2人の距離感や、かけあいがきゅんとくる。

恥ずかしいくらいの2人の距離感や、かけあいがきゅんとくる。

しかし、初めてのキスをした日に、高寿は愛美から信じられないような秘密を告白される。高寿は混乱しながらも、これまでに感じた小さな引っかかりを思い出すのだ。愛美はときどき先のことを知っているかのように思えたこと……彼女が度を超して涙もろいのも、それに関係があるのか――。

本作は原作小説に忠実に、ほとんどの撮影を京都で行ったそう。古民家風の建物が立ちならび、いわゆる都会の喧噪とは少し違った味わいのあるロケーションも恋物語のムードを高めてくれる。重要なアイコンである「叡山電鉄」の車輌ものどかないい雰囲気で、鉄道オタクならずとも乗ってみたくなるはず。

映画を観たあとは、伏見稲荷大社など、2人が訪れた京都の名所にも、ぜひ訪れてみてほしい。

映画を観たあとは、伏見稲荷大社など、2人が訪れた京都の名所にも、ぜひ訪れてみてほしい。

本作はピュアな恋愛物語にして、映像になってみると心理劇のようでもあると感じた。当初はまじめでいささかもっさりとした高寿が、少しずつカッコよく男っぽくなっていくのがわかるのは映像ならでは。もちろんそれを「目に見えるように」してみせる福士がすごいのだが。また、秘密をおくびにも出さないが、頻繁に涙ぐんである種ボロを出すという、難しい設定のヒロインをごく自然に演じきっている小松のかわいらしさも100点満点! 原作にもよく出てくる、「ん?」と高寿の顔をのぞきこむほほえみが絶品だ。

原作小説のある映画については、よく「観てから読むか、読んでから観るか」が取りざたされる。本作の場合、当サイトで連載中のコミカライズ版で初めて触れたという方もいるだろう。
正直、どれが先でも大丈夫! 本稿では愛美の秘密に関するネタバレは避けているが、結末を知っていたからといって高まりが薄れたりはしないことは、小説とコミカライズ版を読んでから映画を観た当人として、お約束しよう。

「たった30日恋をするためにぼくたちは出会った」この言葉が意味するのは……。

「たった30日恋をするためにぼくたちは出会った」この言葉が意味するのは……。

人の出会いは偶然ではなく必然、というけれど必然にするのは自分自身。
本作を観た後は、恋人やパートナーだけではなく、家族や友人たちの存在の大切さを身にしみて感じるだろう。そして、あなたが“これから出会う人”……そのすべての人たちとともに過ごす時間の大切さを。
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は、特別な「ひとり」との奇跡の恋を描いた物語であり、あなたの物語でもある。


『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の映画を観たあとに……

何を隠そう、「このマンガがすごい!WEB」は、マンガの情報サイト! そんなわけで、映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』をさらに楽しみたいアナタに、読んでほしいマンガを紹介しちゃいますよっ。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』七月隆文(作) 大谷紀子(画)

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『このマンガがすごい! Comics ぼくは明日、昨日のきみとデートする』第1巻
七月隆文(作) 大谷紀子(画) 宝島社 ¥640+税
(2016年7月11日発売)

当サイトで連載中コミカライズを手がけるのは、『すくってごらん』で『このマンガがすごい!2015』オンナ編14位を獲得した大谷紀子。
恋に不慣れでドキドキしっぱなしの高寿の心情をゆったりと追えるのはマンガならではのメリット。また、無邪気だったりはかなげだったり……愛美の見せる多彩な笑顔のなかにいろいろな感情を読みとる楽しみも!
単行本第2巻は絶賛発売中! コチラから。

『ぼく明日』コミカライズ、大好評連載中!

ロゴ配置用データ

さらに現在、「このマンガがすごい!WEB」では、映画大ヒットを記念して 毎日1話ずつ無料限定公開中! この機会にぜひチェックしてください♪
≪連載ページはコチラから≫


『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のコミカライズのほかに、このマンガもおすすめ!

『orange』高野苺

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『orange』第1巻
高野苺 双葉社 ¥620+税
(2013年12月25日発売)

高校2年になったばかりの高宮菜穂のもとに届いた手紙の差出人は、「高宮菜穂」。そこには「私は10年後の未来から手紙を書いています」とあって……。
そこに書かれていたように成瀬翔という転校生がやってきて、しかも彼が菜穂の隣の席になることまで予言されていたのだから、だれかのイタズラとは思えない。未来からの手紙はそれからもたびたび届き、現在の菜穂に様々な行動の指示を与える。それは、翔が自殺しようとするのを過去の自分に阻止してほしいという目的からだった。はたして未来は変えられるのか。
実写映画化もされた、せつない恋と友情の物語。


『忘却のサチコ』阿部潤

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『忘却のサチコ』
阿部潤 小学館 ¥552+税
(2014年12月26日発売)

「別れと再会」をテーマとした5編からなる短編集。
表題作「帰ってきたサチコさん」のストーリーは、タイムスリップしてしまったヒロインが70年前の日本から帰還し、現代の世界で目覚める場面からスタートする。サチコは1930年代の日本に生き、10年間を過ごしていたのだが、現実世界では10カ月しか経過していないようだ。その10年の間にサチコは戦火のなかで結婚し、子どもをもうけていたのだ。
計算の上では75歳になるはずの我が子はこの世界に生きているのか。そして、愛する人を残して現代に戻ったサチコは何を思うのか……!?


映画情報:ぼくは明日、昨日のきみとデートする

■上映情報
公開日:12月17日(土)より全国ロードショー
配給:東宝

■原作:七月隆文
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(宝島社文庫)

■CAST
南山高寿:福士蒼汰
福寿愛美:小松菜奈
上山正一:東出昌大
ほか

■STAFF
監督:三木孝浩
脚本:吉田智子
音楽:松谷卓
ほか

■主題歌
back number「ハッピーエンド」

■公式サイト
http://www.bokuasu-movie.com/

■公式twitter
@bokuasu_movie


<文・粟生こずえ>
雑食系編集者&ライター。高円寺「円盤」にて読書推進トークイベント「四度の飯と本が好き」不定期開催中。
ブログ「ド少女文庫」

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