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【4月の「このマンガがすごい!」ランキング オトコ編】きっとこれからも“廻り”続けていく――石黒正数の“あの”長編が大団円で完結! オトコ編第1位は……

2017/03/21


業界注目度No.1!?
「このマンガがすごい!WEB」が誇るランキング選者に協力いただくアンケート集計をもとに、決定される毎月恒例の「このマンガがすごい!」ランキング。今月のランキングは……。

今月のオトコ編第1位は、足かけ11年の連載のうえ、大団円を迎えた『それでも町は廻っている』。
第1巻~第3巻まですべて月間ランキングオトコ編第1位の『ダンジョン飯』を押さえてのランクインで、長期連載を終えた石黒正数先生への「お疲れさま」と「ありがとう」コメントが多数寄せられています。
そんな『それ町』への賞賛コメントと、そのほかのランクイン作品は、以下の記事をチェック!

(2017年2月1日~2月28日発売作品を集計)


⇒⇒⇒ランキング「オンナ編」も要チェック!!


第1位(284ポイント)

『それでも町は廻っている』 石黒正数

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『それでも町は廻っている』
石黒正数 少年画報社

東京都大田区の下町・丸子商店街の喫茶店「シーサイド」でウェイトレスのアルバイトをする女子高生・嵐山歩鳥(あらしやま・ほとり)のまわりで起きる日常のできごとを中心に描く。

基本は1話完結のわりとゆるいお話ですが、複数回連続するエピソードもあり、作中の出来事の時系列は、順番どおりではない……など、 読めば読むほど奥が深い話題作でしたが、このたび『公式ガイドブック』も登場して、多くの謎が解決するという丁寧な幕引きで大団円。
ファンもその完結に拍手を送りました。

オススメボイス!

■ときにSFあり、ときに人情話あり、ときにミステリあり、と様々にゆるゆると続いてきたこの作品もついに完結。同時発売の『公式ガイドブック』で時系列が明らかになり、さらなる読み返しの楽しさも(soorce/オヤジ漫画系ブロガー)
■なんかもう、「すてきな作品をありがとうございました!」ってめちゃくちゃお礼をいいたくなる最終巻でした。かめばかむほどじんわりとした味わいが広がる物語と構成力に脱帽のひとこと。この世界観は、これからも私のなかでずっと廻りつづけることでしょう(りる/感想系ブログ『空夢ノート+』管理人)
■これでおしまいなんだなあ……とさびしさを感じつつも、歩鳥と仲間たちの日常がそこにあることにホッとする(稲垣高広/ブログ「藤子不二雄ファンはここにいる」管理人)
■ついに完結。歩鳥の視点で丸子町をのぞき見る機会を失うと思うと寂しい。名作「外天楼」を思わせる、石黒正数らしいシニカルな視点が心地よい幕切れだった。時系列がシャッフルされた物語のエピローグは、示されてみればこれ以上のものはなかったと思える。この物語に出会えて本当によかった(ぶち猫/ブログ「ぶち猫おかわり」管理人)
■祝完結ということで。連載時の人を食ったような終わり方もこの作品らしくて好きだったのですが、新たに描き下ろされたエピローグは、長年続いた作品を締めくくる文句なしの終わり方でした(犬紳士/養蜂家)
■時間軸がまっすぐと進まず、ファンタジー的な展開もあった作品なので、どう完結させるのか、もしかして夢オチや振り出しに戻る展開もありうるのだろうか、と覚悟して読んだ完結巻だが、この着地には納得した。個人的には歩鳥ちゃんは理想のヒロイン(happysad/「マンガ一巻読破」管理人)
■完結。気づいたら11年も連載されていたけれど、わりとあっさりとした最終回だった。それはどの作品でも最終回に持ってこれる構成だったし、1話1話が良質な短編作品みたいだったからかな。本当に非常に凝ったギミックや伏線が張りめぐらされた作品なので、近日中に『公式ガイドブック廻覧板』を片手にもう一度読み直すつもりです。あとエピローグがよい(マキタマキナ/(成年)漫画愛好家)
■長寿連載の最終巻。すばらしいマンガだった。いや、過去形ではなくこれからも再発見や謎の解明が行われることでしょう。嵐山歩鳥は永遠に不滅です。油断して売り切れプレミアがついている同時発売の『公式ガイドブック』も増刷しているとのことです。そっちもあわせて全巻読み返したいところ(すけきょう/マンガブログ「ポトチャリコミック」運営)
■歩鳥が存在する日常がもう、奇跡の連続でした。連載が終わってもサヨナラではなく、ずっとあの町が「廻っている」気がします(和智永妙/ライターたまに編集)
■『それ町』らしいさらりとした終わり、と思いきや、最後のエピローグに感動。時は進むのだ(卯月鮎/書評家・ゲームコラムニスト)
■お疲れさまでした。読者がいなくても、この町はいつまでも廻っているんだと思います(稀見理都/エロマンガ研究家)
■祝・完結。雑誌でのラストひとつ前から最終回への展開も好きでしたが、単行本描き下ろしのエピローグがパーフェクト。この作品は人類の宝だと思います(漫画トロピーク/謎の社会人漫画サークル)
■単行本の最終に付されたエピソードは、モノ書きの機微。最後まで高いクオリティで楽しめた(紙屋高雪/ブログ「紙屋研究所」管理人」)
■長期連載だった日常系マンガも大団円。コミックスでの書き下ろしエピローグもあり。終わらない日常を描くようで、しっかりと皆が成長して、きっちりと〆、至福の読後感でした(山本浩平/まんだらけうめだ店コミックスタッフ)
■ついに最終巻。いろいろと笑わせてもらいました。町は廻る、そして歩鳥もまた、廻り続けているのです(東雲騎人/イラストレーター)
■終わることがないと思っていた『それ町』がまさかの完結。単行本描きおろしがいいんですよ……。公式ファンブックの『廻覧板』といっしょに読むと深みのあるおもしろさを体験できます(フラン/ブログ「フラン☆Skin」管理人)

最終第16巻の「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ!

『公式ガイドグック』の「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ!


第2位(160ポイント)

『ダンジョン飯』 九井諒子

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『ダンジョン飯』
九井諒子 KADOKAWA

妹のファリンがドラゴンの“餌食”となってしまった戦士ライオスは、戦闘からの脱出の際に荷物を失い、ほぼ無一文となる。
それでも単身で妹探索に出発する気のライオスに、魔法使いのマルシルとシーフ(鍵師)のチルチャックが行きがかり上仲間となり、途中で出会ったドワーフ戦士のセンシも加わって、ダンジョン内でのモンスターを食材にしながら一行は旅をする。

巻が進んでも、人気は衰えるどころか、ますますファンが増えている本作。いわゆるボスキャラとのバトルが中心になる第4巻ですが、むろんこれはまだまだ序章でしょう!

オススメボイス!

■第一部完。バトル多めでたいへん読みごたえがありました。いやーあいかわらずおもしろいですね(小並感)(冬蜂/風俗情報サイト「フーゾクDX」制作部)
■第4巻はもはやこのマンガがグルメマンガなのかなんなのかわからなくなるようなスケールの大きさアクションと展開のハデさがありました。ひと区切りの巻。これからもますます目が離せない(すけきょう/マンガブログ「ポトチャリコミック」運営)
■ついにドラゴンとの決戦! 物語が大きく前進した一方で、地道でまじめな世界観の描写の積み重ねがあるからこそ、おもしろさが薄れないのだなと思いました(梅本ゆうこ/ブログ「マンガ食堂」管理人)
■蘇生場面と新たな展開が、読者をひきずってゆく(辻真先/アニメ脚本家・ミステリ作家)
■ついに当初の目的を達成する一行だが、それは物語の終わりではなく新たな章の始まりだったという燃える展開。飯マンガ的な要素が薄まったのが気にならないほど物語に引きこまれた。ステレオタイプにならないよう丁寧に構築されたキャラクター像もこの物語の魅力のひとつ。巻が進むごとにどんどんマルシルがいとおしくなって困る(ぶち猫/ブログ「ぶち猫おかわり」管理人)
■とうとうクライマックス! さすがに調理よりも戦闘多めだけどやっぱり超おもしろい! こまかい伏線の回収ぶりに感動してしまった(とくにケン助)。この先も続くことがうれしいです(和智永妙/ライターたまに編集)
■RPGの死者の蘇生はこういうことだったのか!? 当初の目的が達成されたかと思いきや、新展開が見えてきた(卯月鮎/書評家・ゲームコラムニスト)
■第4巻になっても安定的なおもしろい話を毎回提供するのは、生半可なことではありませんので、新刊出るたびに入れるしかありません(林子傑/海外翻訳者)


第3位(88ポイント)

『人馬』 墨佳遼

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『人馬』
墨佳遼 イースト・プレス

上半身が人間で下半身が馬という「ケンタウロス」の姿をした「人馬」。誇り高くどう猛な人馬の松風は人間に追われるなかで、息子を逃がすため彼らに捕まってしまう。
ある夜、とらわれの身となり暴れる松風に人馬の「小雲雀」がそっと近づき、彼に脱走をそそのかす。

馬のかわりに人馬を使役する戦国時代とおぼしき世界の物語。人馬は人間の言葉を解すだけに、奴隷などのポジションも想起させる設定に、デビュー作とは思えないダイナミックな画力。これからが楽しみな作家です!

オススメボイス!

■馬の身体に人の上半身を持つ半人半馬の種族「人馬」は人の戦に利用すべく狩られ、腕を落とされて調教されます。新たに捕まった松風は、すでに捕まり、腕を落とされた小雲雀とともに脱走します。人馬の尊厳と自由、人との関係がどうなっていくのか。出てくる人間がほぼクズでいろいろどうかと思いますし、今後、多少はまともな人も出てこないと、紙の外から作中の人間に絶望してしまいそうです。WEBで続きが読めるので我慢できずにそちらを読んでいます。紙本2巻も楽しみです(アキミ/「ボーイズラブを読む!」管理人)
■誇り高い人馬の生き様が力強く勢いある絵で迫ってくる。ケンタウロスと戦国時代の組みあわせの妙(卯月鮎/書評家・ゲームコラムニスト)
■西洋ファンタジー系のいわゆるケンタウロスのヒロインを扱うマンガは、近年ちらほら見られますが、こちらは和風伝奇の世界で半人半馬を描いた異色作。人間の武家にとらわれて戦力として利用される人馬たちの悲哀と脱走、生にかける執念を丹念に描きこんでいく。著者はフリーになる前カプコンで「モンハン」シリーズのデザインに加わっていたイラストレーターというだけあって、きわめて高い地力を感じさせるマンガになっています(宮本直毅/ライター)
最初のページから引きこまれていきました。迫力のあるところと、たまにほっこりとするところとあり、次巻が楽しみです(宮脇書店本店/コミック担当)
■絵、ストーリー、雰囲気、空気感どれをとっても特徴があり、その魅力にひきよせられる(福丸泰幸/喜久屋書店漫画館京都店 店長)

単行本情報

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